【店主ふじなみのココロ日記】中華飯店にて
弟がお気に入りの街の中華屋に、父とともに連れて行ってもらった。
とてつもなく美味しかった、炒飯。
パラパラで脂っぽくない完ぺきな君と週一でデートしたい。
いや、なんなら家に連れて帰りたい。
そんなことをぼんやり考えながら
夢中になり、もりもり食べた。
昔よく家族で食べに行った近所の中華飯店を思い出した。
当時、祖母も目の前のマンションに住んでいたため、夕飯時になると家の前で待ち合わせて、皆でよく通ってた。
お世辞にもキレイとは言えない店内はまるで、他人の家にお邪魔した時のように少し緊張感を覚えたものだ。
時間が止められたらいいなぁと思う。
だけど止められない。
先が真っ暗闇でも決して
止まってはくれない。
そんな時私は・・
私は唄う。
考えてもどうにもできないから 唄う。
ただ唄う。
ひとつはっきりしたことがある。
私はとても幸せでした。
私はきちんとたくさん食べて大人になりました。
永遠には続かない時間だけど。
だけど、
私の心の中では永遠。
ココロの中だけは終わらない、
終わらせない、ずっと。
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