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【店主ふじなみココロ日記】忘れてないよ。

19年前にお付き合いしてたひとの夢を見た。
長い長い夢…

その人とは17歳の頃に出会って、なんだかんだで23歳くらいまで、引っ付いたり離れたりしてた。

5つ年上でとても背が高くて…背の低い私の顔を覗き込むように屈む仕草が懐かしい。

いつも私の話に
「俺、わかるよ。」
って理解を示してくれた。

そして、私の事を常に心配してくれるような優しい人だった。

元気そうだったな。

不思議なんだけど、当時、その人に何かある時は必ず夢を見てた。

例えばその人が私に何か話したい事がある時。

仕事の話とか、悩んでる事とか、
今日電話掛かってくるかもな、とかとか内容は様々…

でもお別れして流石に19年経つとそんな事すら、思い出すことも減っていた。

何かあったのかな。

内容の詳細は分からないけどさ。
けど、気持ちだけはちゃんとキャッチしたよ。

ありがとう。私も元気よ。

いつも言ってくれてた事、私なりにちゃ〜んと守って生きてるよ。
もちろん、これからもそうするつもり。

あ、これ読んだら連絡して。
まぁ 番号は変わってるけどね…

あぁ、だから夢を見たのか…
深く納得した。

風の噂で聞いたけど、あの店はもう閉店してしまったんだね。

そうなると、待ち合わせはあの駅かな。
あの電車の終着駅。

あの頃には考えられないほど、今はたくさんの複合施設が建ってる。

お茶する場所には困らないね。

あっ あなたはビールを呑みたがるかな。

微睡む中で夢の世界の記憶と現実での昔の記憶を交互になぞった、夜明け前。
もうひと眠りしよう。

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