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日記におかえりなさいませ。

僕はゆるいペースで日記を書いています。ついついサボっちゃう日があるからこそ気づいたことがあります。それは「日記は非日常から日常に引き戻してくれる道具である」ということ。どういうことか説明しますね。

僕はそもそも、「忙しくて生活が荒んでいる日」や「旅行中のような楽しすぎる日」に日記を書けません。日記を書くときは決まって「いつも通りのなんでもない日」になります。

さて、先週末は友達の結婚式でした。結婚式終わりに友達の家に泊まり、その翌日はみんなで遊びに出かけるという、アクティブな週末を楽しみました。いわゆる「旅行中のような楽しすぎる日」です。当然、日記なんて書けません。

もろもろのイベントを終えて、落ち着いてきた本日、久しぶりに日記を開きました。前回の日記を読むと、「あー、結婚式の前はこんな生活だったわ」という、なんでもない日を思い出させてくれました。これが日常に連れ戻される感覚。あの日の続きを始めようという気が起きました。

そんな感じで「日記は非日常から日常に連れ戻してくれる道具」なんです。いくら生活が荒んでも、いくら遊び呆けても、戻ってこれる軸が日記の中に保存されています。

これだから日記を書くのは面白いんですよね。これからもサボっちゃうことに寛容に、ゆるーいペースで続けていきます。

・・・

蔦屋書店の栞に書かれた「本におかえりなさいませ。」
いいコピーですよね。

僭越ながら、拝借させていただきました。

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