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見知らぬ人の温かい手に、ぐっと背中を押される_20190209

私は今、絶賛人生に迷っている。

ハードワークで体がついていかなくなった前職を辞め、半年が経とうとしている。新しい職場は、「こ、これが同じ仕事場なのか!!!?」というほど明るく、風通しが良く、Queenが流れる、ファンキーな会社だ。


入社して3か月。プロジェクトマネジメントを任された。しかし、完遂することができなかった。言い訳はたくさんできる。プロジェクトをマネジメントする立場であると同時に、企画の立案👉遂行の一プレーヤーとなる必要があったこと、一つのプロジェクトを任せていた人が辞めてしまったこと、会社の全体像があやふやなままプロジェクトを進めていたこと、ステークスホルダーとの調整に苦手意識があったこと。


中でも問題なのは、私自身が「これでいいんだろうか」「大丈夫だろうか」「私なんかでいいんだろうか」と不安を抱えるばかりで、周りの人に相談できなかったこと、あるいは、「これでどうでしょう」と、周りのメンバーより一歩だけ先に踏み出すことができなかったことだ。

(この辺りは責任とか覚悟とかと関連があるのかなと思っているので、また熱の機会に書こうと思う。)


君には期待しているから。俺が鍛えるから。もっと勉強したらいいよ。俺が25の時はもっとしんどかったよ。


そういう言葉に呼応するように、


私は期待されているから。鍛えてくれる先輩がいるのは幸せなことだから。できないのは勉強が足りないからだ。まだまだしんどさが足りないんだ



頭は真っ白、心はヒリつき、足取りも重くなった。見かねた同僚が、上司に物申してくれて、プロジェクトマネージャーはハンドオーバーされることになった。


そして。


「追い詰めてしまって申し訳ない。やりたいことをやればいい。君は何がしたい?」と聞かれた私は、言葉に詰まってしまった。


残念ながら、やりたいことなど、ない。でも、任されたことが、できない。鬱々とした気分で、アァ、私本当にもう。と沈みかけたその時、time lineに流れてきた、このnote。




「どんな仕事」をするかより、「どう仕事」をするか。

フラフラしている私は、上司から見ると焦ったく、やきもきしてしまうのだろう。それでも。


私は私の生活が温かいものであればいいし、私の好きな人が温かく過ごしてくれていたらそれでいい。温かい場所を提供してくれた今の会社には本当に感謝しているし、報いたいと思っている。そして、温かい日常を過ごすことがいかに難しいことかも知っている。


だから、今の仕事を通して、どれだけ年収が高かろうが、どれだけ働こうが、あなたの価値は変わらない。何歳になっても、新しくなれる、未知なることは沢山ある、という価値観が広まればいいな、と思っている。私の会社は、それができると思っている。


どちらかというと、やりたいコト、よりもありたい姿、が私にとっては大事なのかもしれない。そのために、どう仕事をするか?それは今日、暖房でぬくぬくとした部屋の中で考えたい。


なんとなく自分の進んでる方向が分からなくなった時、自分の感情に言葉を言葉を与えてくれる人たちに出会える。そんなnoteに感謝している。





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