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公式切り抜き機能は新しいコンテンツ作成を加速させる

ジャンプ+に漫画の「公式切り抜き機能」が出ました。
素晴らしい取り組みだなーと。

二次利用が盛んに行われるのはコンテンツにとって非常に良いことです。
今回の「公式切り抜き機能」はそれを加速させるはず。

公式がガイドラインをきちんと定めて、ツールまで提供してくれるってすごいことだと思うんです。

一方で、全く逆の対応をしたのが、ファスト映画です。

上記の記事にも書きましたが、ファスト映画の件でいきなり逮捕に踏み切ったせいで、いろんな可能性が検証できずに終わってしまいました。

ファスト映画によって、昔の映画が再度注目を浴びていたかもしれないし、新しい映画のコミュニティが生まれていたかもしれないし、新しい映画の楽しみ方が生まれていたかもしれない。

本当はそのようないろんな可能性を公式が活用してユーザーの力をうまく活用するべきだったと思うんです。

二次創作の重要性は高まっていて、YOASOBIさんの「アイドル」なんかもかなりの数の二次創作が生まれています。

それぞれのユーザーの影響力が高まっており、コンテンツに触れる動線も複雑化しているため、ユーザーが自ら二次創作を作るということはコンテンツの宣伝にも大きく寄与します。
二次創作が生まれることで、そのコンテンツに触れる機会が増え、企業はお金をかけずにユーザーに無料で宣伝してもらえる。しかも、ユーザー視点のコンテンツだから他のユーザーに対して説得力がある。

企業がお金を払ってでも増やそうとするUGCが、勝手に作られるコンテンツは非常に強力です。
その意味で、二次創作が勝手に生まれる漫画やアニメ、Vtuberは非常に強力なコンテンツだと言えます。

僕も上記ツイートに同意です。

もっと面白い二次創作がたくさん出てきたら、コンテンツをもっと楽しめる!

では!


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