見出し画像

【読書感想】1Q84 BOOK1


2人の主人公、天吾と青豆は孤独な10歳の少年少女として、誰もいない放課後の小学校の教室で黙って手を握り目を見つめ合うが、そのまま別れ別れになる。 そして相思いながら互いの消息を知ることなく長年月が過ぎた1984年4月、2人は個別にそれまでの世界と微妙に異なる1Q84年の世界に入り込む。

読んでみた感想

今回読んだ本は3冊あるうちの一作目を読みました。

最初のタクシーの場面で「ヤナーチェクのシンフォニエッタ」が出たときはとても驚きました。私の高校の後輩がこの曲をコンクールでやっていたので大変うれしい気分になりました。
天吾はこの曲を数ヶ月で出来るようになったのですがこれは相当すごいことです。私自身打楽器奏者でこの譜面を実際に見たことがあるのですが本当に難しいです。縦横無尽に動くとはよく形容したものだと感じました。まさにその通り。。。

1984

タイトルは明らかにジョージ・オーウェルを意識した1Q84。
それについて様々な考察サイトでは全体主義の対比など色々書いてるのですが、私はまだ10代で社会主義などの単語は教科書でしか見たことがないので、いまいちその論争の重要性が理解できないです。そのように感じてしまうのはおそらく政治によって著しく自分たちの生活が脅かされたことが無いからだと思います。

ですが、このストリーを楽しむのであれば全体主義、社会主義が一体何なか
軽くしっているだけで、見ごたえが大きく変わると思います。

私自身、1984の方は実際に読んだことが無く、YouTubeで軽くあらすじを見ただけです。


さらに言うと実はこの動画を見たとき私はまだ村上春樹さんの1Q84を知りませんでした。この動画を見た理由は私の好きなゲーム、メタルギアに大きな影響を与えていたからです。

このように、1984は様々な名作に影響を与えており、図書館で初めて1Q84のタイトルを見たときはすごく衝撃的でした。これは絶対に読んでおいた方がいい本だと感じました。


book2

まだ、一冊目しか見ていなのでわからない事だらけですが、今後の主人公たちの行動がとても楽しみです。

〆に
結局、ほとんど内容には触れませんでしたが、
全体を通して感じたことは何気ない描写でも思わず引きつけられる、文章力には思わず脱帽です。
一冊目にしてこの満足感は最高!。是非読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?