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03 最近流行ってる?? クラフトジンってどんなお酒?

はじめまして、沼津蒸留所の永田と申します。
私たちは、2020年に静岡県沼津市でクラフトジンの蒸留所を立ち上げました。

『クラフトジンの美味しさと楽しさを、たくさんの人たちに届けたい』という、プロジェクトチームの熱い想いに共感し、ジンの製造は弊社が担当させていただくことになりました。

と、いうかおもしろいメンバーが集まってみんなで飲みたいジンをつくっちゃおう!というノリは弊社の原点といっしょです(笑)

このプロジェクトで生まれた新しいクラフトジンを通じて、より多くの方にクラフトジンを知っていただいき、底なしの”ジン沼”にハマってほしいと思っています!

そもそもクラフトジンって?

さて、皆さんはクラフトジンをご存知でしょうか?
ここで簡単に説明いたします!

クラフト○○という言葉はビールやチョコレートなどでも使われおり、簡単にいうと『”こだわりをもった少量生産”のプロダクト』です。大手メーカーによる大量生産とは異なる丁寧なモノづくりという意味も含まれています。

私たちの身の回りには、大量生産による安価かつ高品質な商品があふれています。それら商品とは少し違う個性との出会いがクラフト〇〇の楽しさです。

クラフトジンは、まさに小規模な蒸留所がつくる個性的なジンです。2008年ごろにイギリスでブームの火が付き、世界中にひろがっていきました。

国内でも2015年ごろに京都蒸留所が稼働をはじめ、その後、全国に多くの個性的な蒸留所が立ち上がりました。2021年現在、弊社が把握しているだけでも100件以上の蒸留所が国内にあります。

ジュニパーベリー(西洋杜松)の球果を漬け込み蒸留し、爽やかでウッディーな香りがジンの特徴です。
ジュニパーベリーの他にも果実や草花、スパイスなどで香りをつけることで個性を出せるのがクラフトジンのおもしろさであり、ボタニカルとよばれる香り付けの材料によって地域性や季節を感じられるジンも多いです。

沼津蒸留所のジンはどんなジン?

弊社では、静岡県東部と伊豆半島のボタニカルをメインに使用しております。これまでに、市内で取れる『みかん』や『たちばな』を使ったジン、伊豆半島のバラ園で取れる『バラの花びら』を使ったジンの販売をしてきました。

今後はさらに、季節ごとに異なるボタニカルを使って商品ラインナップを揃えていく予定です。

他の蒸留所のクラフトジンも含めいろいろと飲み比べると、『同じジンでもこんなに違うのか!』と驚いていただけると思います。

あなたはジンに興味を持ったに違いない

さあ、ここまで読んでくれたあなたは、もうクラフトジンが気になっているはず!

まずはお近くの酒屋さんにいっておススメのジンを調達しましょう。ジンのアルコール度数はおよそ40度以上ですので割り剤も忘れずに!

ソーダ(炭酸水)やトニックウォーターで割るのが定番ですがジンジャエールも飲みやすいですね。クラフトジンは特徴的な香りや風味をつけてあるので、ロックやソーダ割にすると、それぞれの個性がわかりやすくなります。飲み比べのときは、ぜひ炭酸も試してみてください。

炭酸が苦手な方はグレープフルーツジュースなどもおススメです。

他にも好きな飲物があればとりあえず割ってみましょう。ボトル1本でいろいろな飲み方ができるのもクラフトジンの楽しみ方の一つです。

事実、ジンはバーでは欠かせないお酒で、カクテルベースとしても使われます。ジントニックなど”ジン”とついているカクテルだけでなく、マティーニやギムレットなどもベースはジンです。

・・・カクテルの話を始めると別な沼にハマってしまいそうなので、この辺にします。

新しいジンに想いをよせて。

新しくできるジンはどんな香りか?
飲み方は何がいいか?
フードとのペアリングはどうか?

期待がどんどん膨らんできますが、皆さんに届けられる日まで今しばらくお待ちくださいませ!

次回は製造を担当する沼津蒸留所について、もう少し詳しくお話しします!
お楽しみに!!

#クラフトジン #とは #沼津蒸留所 #プロジェクト

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