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{読書感想短歌*17} 今村夏子『むらさきのスカートの女』
顔のないひとたちの指ペタペタと固有名詞を消して消して闇
kaononai hitotatino yubi petapetato koyuumeisiwo kesite kesite yami
あえてジャンルわけするなら純文学、なのかなと思うけど、私的読後感はホラー。ふんわりサイコホラー。こわさの感じが『恋愛中毒』の読後感に似てる気がする、ややサイコなのにサイコ側に感情移入しちゃってどうしたらいいかな、みたいなとことか。
※こわいなーこわいなーと(←稲川淳二さん風に)思ってるうちに小説の内容とほぼほぼ関係なくなった短歌。匿名で何かを糾弾してるひとたちが「部屋でひとりでスマホに暴言を打ち込んでる」姿とか想像すると、かなりホラーみありません??
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