{読書感想短歌*76}クレオ・コイル 『沈没船のコーヒーダイヤモンド』
にんげんの誓いのために宝石はあるんじゃなくて光るために光る
ningenno tikaino tameni housekiwa arunjanakute hikaru tameni hikaru
冒頭でうんと昔の事件が語られ、すぐにおなじみの主人公たちのいる現在のおはなしになるけど、だんだんふたつの事件がリンクして…っていう構成の物語、だいすき。モノによっては暗く重たい展開になる場合もあるけど(そういうのも好きだけどもね)、そこはコージーミステリ、あくまで軽やか爽やか。
※いろんなことに〈意味とか意義とか探し続けないと〉な風にあてられると、すこしぼんやりする。生まれてきたから生きてます、ではいかんのかしらと、たまにおもうのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?