{読書感想短歌*5} 森絵都『最後は臼が笑う』
勧善というほど清い身でないが微小な悪を懲らすくらいは
kanzen toiuhodo kiyoi mide naiga bisyouna akuwo korasu kuraiwa
ダメ男ばっかり好きになる友人を囲む会、みたいな独特の女子会が楽しそう。〈イイ男にもランクがあるように、悪い男にもランクがある〉という主人公の感慨に爆笑してしまった。その男許せない!と立ち上がる大人女子たちの憤りポイントも偏っててだいすき。
※タイトルの意味がラスト数行でいきなりわかる瞬間があざやかすぎる。あの一瞬の〈あー!〉を体験するためだけにでも読んで損はないとおもう。短めだしね。
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