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インターン生インタビュー 石川円香さん

こんにちは!広報インターンの土田です。

JVC東京事務所では、広報やイベント運営などの業務を通じてNGOの視点を学びながら、各地での活動を共に支えるインターン生が活躍しています。

今回は、2024年春からインターンに参加している石川円香さんにお話を聞きました!


自己紹介

ーまず初めに自己紹介をお願いします!

こんにちは!石川円香と申します。
大学4年生で法学部政治学科に所属しています。趣味は登山や舞台鑑賞などです。基本的には外に出かけるのが好きです!

ー登山!今まで登った山で、一番良かったのはどこですか?

那須岳です。標高はそんなに高くなかったですが、高山植物が見れたり、とにかく景色が良かったです。

那須岳に咲いていたリンドウ

大学について

ー大学で学んでいることについて教えてください!

政治学科は様々な分野の授業を幅広く履修できるのが特徴です。そのため、始めは興味のあった行政系の授業を取っていましたが、気づけば国際協力論、NPO・NGO論など国際協力に関する授業まで手を広げていました。

ー行政系の授業を取っていく中で、国際協力系の授業を取り始めたきっかけはありますか?

ある時、戦争に関連したニュースを見て自分はただぼーっと見ているだけで良いのかという疑問が生まれました。そこから、自分にできることを知りたいと思い、国際協力に関する授業を取りました。

ーゼミには入ってますか?

刑事政策・犯罪学のゼミに入っています。簡単に言うと、どうすれば再犯を防げるのかについて考えています。(難しそう…笑)
事件のニュースを見るたび、心が痛むと同時になんで防げないんだろうという気持ちになり、犯罪者の処遇を含め仕組みを詳しく学びたいと思うようになったのがきっかけです。

実は3年生のときは、ゼミが凄く忙しかったんです。でも合宿で刑務所や少年院を訪れたり、模擬裁判で検察官役をやる中で考える機会が沢山あり充実していました。

ー刑務所や少年院に訪れるって、滅多にない機会ですよね。印象に残ったことはありますか?

刑務所は夏に訪れたのですが、冷房はなく、扇風機のみでした。また、お風呂も毎日ではなく数日に1回で、人権的にどうなんだろうと思うことも多々ありました。
ゼミに入るまで刑務所は受刑者を収容する施設だと思っていたのですが、本来の目的は収容して更生のための処遇を行うことなんです。刑務所のあり方をめぐっては人によって考え方が異なると思いますが、昔と違って夏の平均気温も年々上がっているので、扇風機だけでは辛い気もします。

JVCでのインターン活動について

ーJVCでインターンしようと思った理由は?

少し長くなるんですが(笑)実は、インターンをする前も、JVCとは接点が色々とあったんです。

出会ったきっかけは、大学のNPO・NGO論の授業でした。そこでJVCの方がゲストスピーカーとして講義にいらっしゃって。それ以来JVCという文字がよく目に入って来るようになりました。(ずっと頭の片隅にあったのだと思います。)

しばらくして私が時々読んでいるフォトジャーナリストの安田菜津紀さんの本にも、JVCで以前ボランティアをしていた方のことが紹介されていることに気づきました。

そのタイミングで改めてホームページを見たら、インターン募集の記事があったんです。ちょうど就職活動をしていたということもあり、NGOってどんな場所なんだろう、どんな人が働いているんだろうと興味を持ちました。

また、他大学の学生かつ国際協力に興味を持っている人たちとインターンをするというのも面白そうだと思い、応募しました。

ー安田さん愛が伝わってきましたが、どういう本だったのですか?

その時読んでいたのは『あなたのルーツを教えて下さい』という本です。同じ日本に暮らしていても、生まれによって差別の対象になったり、機会が制限されている人がいて、そういった実態を知ることが出来ます。一人ひとりの人生に沿って話が展開されるので、何というか凄く重くて生々しいです。

そういう現状を知ったからと言って今すぐに何かができるということでもないのですが、ふとした瞬間に思い出したり、周囲の人に話すことで自分の中での認識が改まる感じがします。

ー実際にインターンをしてみてどうですか?

Web記事を投稿するときに、元の記事にも目を通すので、今まで以上に現地の情報が入ってくるようになりました。また、最近はイベント運営やSNSの分析等を通して見てくださる方がJVCのどんなところに関心を持ってくださっているのか考える機会が増えました。これからもより多くの方に活動の情報が届けられるように頑張りたいです! 

ーこれからやってみたいことはありますか?

イベント運営に関わってみたいです!今も運営には関わっていますが、事前告知や終了後のお礼メールやアーカイブ動画の編集などが中心となっているので、イベント中の業務もやってみたいです!
(このインタビュー後の6月15日、JVC会員総会に携わる機会があり、対面イベントに関わることが出来ました!)

「知りたい、面白そう」という好奇心が、彼女の行動の原動力になっていると感じました。石川円香さん、ありがとうございました!


最後までお読みいただきありがとうございました。少しでも国際協力・支援に興味を持っていただければ幸いです。 サポートだけでなく、スキ・フォロー・シェアなども国際協力の輪は広がる糧になります。ぜひよろしくお願いします。