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カナリアは窮境に歌う〜プロセカ感想文〜

※本記事はプロセカのストーリー「カナリアは窮境に歌う」に関する
感想記事です。ネタバレ注意です。

引用:プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat.初音ミク
   提供 SEGA , Colorful Palette


ストーリー要約



合同公演まであと数日。

司と櫻子の演技を目の当たりにして大きな壁を感じる寧々。


歌だったら、肩を並べて同じステージに立つことができる。


しかし現実は違かった。


演出家から「歌が浮いている」と初めて指摘される。


自分の武器だと思っていた歌が、

劇を壊しかねない要素になっている。


行き詰まった寧々は、かつて出会った憧れのミュージカル俳優、

風祭夕夏に相談する。


夕夏の前で今の自分が足りないことだらけなこと、

夕夏のように世界で活躍するミュージカル俳優になりたいこと、

全てを告白したことで、夕夏との特訓が始まる。


結果、公演を大盛況で終えたワンダーランズ✖️ショータイム。


次のステージを見据える司と寧々。

彼女らを温かく見守るえむと、

全員が幸せな選択ができるようにはと考える類。


別れの瞬間が刻一刻と近づいています。



感想


寧々は舞台で大きな失敗をした経験があります。

主役を任されたのに、肝心の見せ場で歌うことができなかった挫折。


それは類や司、えむとステージを重ねることで壁を乗り越えました。


しかし今度は自分自身と向き合うことを求められました。


引っ込み思案で自信が持てなくて

だけど誰よりも、歌と公演で世界中を笑顔にしたいと

ずっとずっと考えていた寧々。


人に頼るのも自分の弱さを曝け出すのも

本当に勇気がいること。


「もっと広い世界を見てみたい。」

と言っていましたが、


殻に閉じこもっていたあの頃の寧々と比べれば

大きく変わったんだなって思いました。


7話でカナリアとリオが出会うシーン、

ここのシーン演出、すごいです。


司とのシーンなのに、

寧々のセリフだけで進行していきます。


座長であり準主役の司を用いず寧々だけを描写。


より鮮明に寧々の演技に没頭してしまいました。




ずっと同じ方向を向いていた一座が、

それぞれの方向を向いていきます。


みんなが幸せな結末がお望みです。



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