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[読書記録]ここ最近読んだ本 感想など

たまにTwitterで感想投稿しているけど、埋もれちゃいますね。8月に読んでいた本の感想などを少しずつ残していきます。

「君主論」 マキャヴェッリ (森川辰文 訳)

 君主にはどういった種類が..どんな経緯が..を事例ごとに紹介し、マキャヴェッリが自身の経験をもとに、大切なのは「人民を味方につけ」「自前の軍隊を持つこと」と主張しています。国家じゃなくて、会社でも似たような話かな?!
 
綺麗事・理想論を語ったものではなく、「時には狡猾さや獰猛さが必要だ」など、経験や苦労から獲得した実践的な図書、というのが面白かったです。歴史に詳しくない人は、解説から読むと時代背景が入ってきてより面白味が増すとおもいます。

「将の器 参謀の器」 童門冬二

 本屋でなんとなく手にとってしまった本。戦国歴史ものが好きな人はさらっと読めると思います。

個人的に好きなエピソードは豊臣秀吉の城の補修の話。「なぜこの作業を行なっているのか」を明確にしてあげること、その成果をきちんとRecognitionすること。周囲の人に能動的に動いてもらうための大切なアプローチだと感じました。

「知識ゼロでも2時間で決算書が読めるようになる!」 佐伯良隆

 決算書くらい読めるようになりたいなと思い手にした本。めちゃくちゃ分かりやすかったです。確かに2時間ちょっとで損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書のツボみたいなところを掴む事ができました。

あとは、気になる企業の決算書を見ながら考察する機会を増やしていく事で、理解が定着していきそうです。新しい能力を得た気分です。

「ハッタリの流儀」 堀江貴文

 大きな方向性は「多動力」などでも描かれていると思います。自分がやりたい事をトコトンやろう!という方針の中、どうしたらそれが周りを惹きつけ、ビジネスになっていくのか.. そのヒントに「ハッタリ力」があるのだと感じました。

共感したのは、「ハッタリをかまして、将来の自分が必死にコミットする」という構図。ハッタリという言葉は誤解を生むかもしれませんが、「チャンスには飛びつくこと」「後は将来の自分が必死に汗かいて頑張ってくれる」と解釈しました。堀江さん共通のテーマですが「一歩踏み出そう」という事ですね。

「3000年の叡智を学べる戦略図鑑」鈴木博毅

偉人の戦略について様々な戦略について、簡潔に分かりやすく紹介しています。
マキャヴェッリの「君主論」もここで紹介されており興味を持ちました。

こういった本は負荷なく、隙間時間で読みやすいのでいいですね。


以上、終わり。
図書館とAmazon Kindle Unlimitedを利用しているので、気軽に本に手を出せる今日この頃です。

@chico さんの素敵なイラストを使用させていただきました。ありがとうございました。


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