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折り合い

気持ちの折り合いがつけられない。
時間が解決してくれると思ってたけど、なにも変わらない。

夜になると、ふとした瞬間に思い出す。

一人でいることが苦しくなる。
馬鹿馬鹿しい、女々しい想像や記憶が頭を巡る。
最近、夜に散歩したりするようになった。
気分転換になるから。でも、途中から泣きそうになることがある。

家に帰れば君がいるんじゃないかとか、そんなことを考えてる自分がいる。

戻ることはない。
わかってる。

君は何も変わらなくていい。折り合いをつけるのは相手だ。僕だ。

不快な思いをさせたくはない。
独りよがりな想像に飲まれて、一縷の望みがあるかの様に思ってしまった時に、独り言みたいなことを携帯に打ち込んでいる。

折り合いをつけるのは僕だ。

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