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【スポーツ業界】一点物オークション、次世代育成支援、インタビュー動画NFT...NFT活用例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回はスポーツ業界のNFT活用例をまとめてご紹介していきます。


【体操】内村航平選手NFTアート約510万円で落札

4月1日、CryptoGames株式会社は、内村航平選手の引退記念NFTアートがOpenSeaで12.5ETH(約510万円)で落札されたことを発表しました。

なお、収益の一部はスポーツ界のさらなる発展と成長に向けて学生アスリートの成長を支援する「一般社団法人スポーツを止めるな」に寄付します。

今回の企画は、数々の偉業を成し遂げてきた内村航平選手の功績を讃え、海外市場に向けて「OpenSea」、国内市場に向けて「LIVE Sign. NFT」を利用したNFTの販売を実施。

2022年3月31日(木)からはLINE Blockchainを採用したNFTマーケットプレイス「LIVE Sign. NFT」において「内村航平 NFT名誉会員証 with LIVE Sign.」の販売も開始しています。

NFTを通じてメモリアルな思い出を共有するのと同時に、新たな時代に先駆けた
中長期的な取り組みをファンの皆様と共創していくことを目的とし、今後も展開を続けていくということです。


【野球】“BIGBOSS”新庄監督 NFT販売及び未来のアスリート支援基金立ち上げへ

“BIGBOSS”こと、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督がNFT販売及び、
未来のアスリート育成を目指す「BIGBOSS基金」を立ち上げ、売上の一部を活用することを発表しました。

日本国内、世界に展開するスポーツ特化型NFTマーケットプレイス「META ALL-STARS」のリリースイベントに参加し、イベント中にライブシューティング、写真をそのままNFT化するというパフォーマンスを見せた新庄氏。

META ALL-STARSでは日本円も米ドルも使用可能なので、国内海外問わず注目されることでしょう。


DAZN×ミクシィスポーツ特化型NFTを開始
第1弾は「DAZN J.LEAGUE MOMENTS」

スポーツ・チャンネル「DAZN」は、ミクシィ社と開発・運用を行うスポーツ特化型NFTのマーケットプレイス「DAZN MOMENTS」を開始すると3月24日に発表。

「DAZN MOMENTS」第1弾の商品は、「DAZN J.LEAGUE MOMENTS」明治安田生命Jリーグ公式戦試合映像で、本日から2021シーズンJ1各クラブのベストゴール限定コレクション「2021 J.LEAGUE BEST GOALS」を、続いて4月6日から「2022 MEIJI YASUDA J1 LEAGUE 1st Half」の抽選販売を開始する予定です。

各商品の販売詳細、購入方法などについては「DAZN MOMENTS」公式サイトで確認可能。
なお「DAZN MOMENTS」公式ツイッターアカウントでも、各商品の販売詳細などが随時公表されるということです。


【ボクシング】WBA・IBF世界王者 井上尚弥選手初NFT販売へ

GMOアダム株式会社(以下、GMOアダム)が運営するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」において、WBA・IBF世界王者 井上尚弥選手の初となるNFT作品が販売されました。

今回のNFT作品は、2021年12月14日(火)に両国国技館において行われた「PXB WORLD SPIRITS」でのWBA・IBF世界バンタム級タイトルマッチ『井上尚弥vs.アラン・ディパエン戦』の試合映像を用いた動画作品1点と静止画作品22点。

各作品はオークション形式で販売し、初回購入者限定で、動画作品には井上選手が次回出場する国内開催のタイトルマッチのSS席(リングサイド席)ペアチケット、静止画作品には「PXB WORLD SPIRITS」のオリジナルグッズ3点セットを
あわせて提供するということです。


【総合格闘他】若松佑弥の世界王座挑戦、白鳥大珠の「Cygames presents RISE ELDORADO 2022」参戦記念NFT販売へ

株式会社メモリアは、2022年3月24日(水)に、コンテンツの世界観を崩さずにNFTを販売できるブランディング型NFTマーケットプレイス『memoria(メモリア)』で、総合格闘家である若松佑弥の世界王座挑戦とキックボクサー白鳥大珠の「Cygames presents RISE ELDORADO 2022」参戦を記念したNFTデジタルコレクションの販売を開始したことを発表しました。

NFTコレクションの内容は下記の通り。

【総合格闘家・若松佑弥】
・若松佑弥 インタビュー動画NFT #1(限定3点)
 ※購入者限定の激レア特典つき。
・若松佑弥 オフショットNFT 特別版 #1(限定30点)
・若松佑弥 オフショットNFT(全9種類、各種限定30個)

【キックボクサー・白鳥大珠】
・白鳥大珠 インタビュー動画NFT #1(限定3点)
 ※購入者限定の激レア特典つき。
・白鳥大珠 オフショットNFT(全4種類、各種限定30個)


【プロレス】米プロレスWWEがNFT事業展開へ

米プロレス団体及び興行会社であるWWE(World Wrestling Entertainment, Inc.)がNFT事業展開にあたり、スポーツ用品企業ファナティクス(Fanatics)およびNFT企業キャンディ・デジタル(Candy Digital)と提携することが3月28日判明しました。

昨年始めに設立されたキャンディ・デジタルは現在、米MLB(メジャーリーグベースボール)と提携し、選手のNFT発行および販売を行っています。

WWEはファナティクスと長期的なスポーツ・エンターテインメントパートナーシップを3月28日に締結。

この提携によりWWEは、ファナティクスのデジタルスポーツプラットフォームを活用し、eコマースやライセンス商品、トレーディングカード、NFTなど複数のビジネスを展開していきます。

そして今年後半にはキャンディ・デジタル(Candy Digital)が、WWEの主要NFTパートナーの1社に。
これによりWWEのトレーディングカードNFTの全シリーズがキュレーションされるということです。


スポーツ業界に新たな収益をもたらす「デジタル資産」

会計監査、ディールアドバイザリー、ビジネスコンサルティング、税務、法務などを総合的に手掛けているプライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、
自身のレポートでデジタル資産についての可能性等について下記の通り発表しました。

・チケット販売、放映権、スポンサーシップがチームやリーグにとっての3大収入源となる
・上記3つの収入源は、チケットのトークン化、放映権のNFT化、デジタルイベントあるいはメタバースでのイベントのスポンサーシップによって顕著な成長を遂げる可能性がある
・アスリートのNFTやシーズンチケット購入者に対するトークン発行は、従来のロイヤルティプログラムの進化、強化と言えるが、メタバースとデジタル資産を組み合わせることで、より多くのファン層に対してまったく新たな市場を生み出す
・デジタル資産の販売は、今後5年間で多くのチームやリーグにとって主要な収益源となる可能性がある
・チームにとって最大の課題はデジタル資産インフラを構築する能力である
・今後はデジタル資産の販売データを既存の顧客基盤と結びつける高度な技術が必要になる
・デジタル資産から生じる法的リスクや税務上の影響を予測・軽減することが不可欠である


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【記事執筆】kon(こん)
Twitter:https://twitter.com/kon39000
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