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【日本の伝統】チケット半券特典NFT、コミュニティ内で菓子共同開発…NFT活用事例まとめ

NFT(Non Fungible Token)を企業活動に活用する事例が増えてきています。「自社はまだまだ(検討にすら入っていないよ)」といった企業でも、今の段階から社内での情報共有はしておくべきだと思いませんか?

今回は日本の伝統に関するNFT活用例をまとめてご紹介していきます。

レコチョク 琴奨菊引退記念NFT実装へ

琴奨菊引退相撲事務局と株式会社レコチョク(以下「レコチョク」)は、
元大関 琴奨菊の秀ノ山親方が2022年 10月1日(土)に開催する、「琴奨菊引退秀ノ山襲名披露大相撲」(以下、本引退興行)にて協力することを発表。

本引退興行のチケットは、5月30日(月)10時(予定)より販売開始を予定しており、詳細は「秀ノ山OFFICIAL WEB SITE」で公開していきます。

本引退興行のチケットは、「琴奨菊引退相撲事務局」へ直接メール、FAX、郵送、もしくは「琴奨菊引退興行ストア」にて購入可能。

このチケットを当日持っていくと、来場者全員にチケットの半券特典NFTを無料プレゼントするなどさまざまな企画を準備中です。

レコチョクは、「琴奨菊引退興行ストア」において、ワンストップECソリューション「murket(ミューケット)」の提供やNFT企画の推進など、本引退興行に向けた全面的な協力をしていくということです。


Web3×京菓子 京都・和菓子店よりNFT販売

京都西陣の和菓子処「京西陣菓匠 宗禅」は、誰もが自由に参加できる新しいコミュニティ「BUTTER GUILD」の世界を自由に生きる個性的なキャラクターたちをNFT化し、お菓子としては前例のないストーリー性と世界観を表現した濃厚なバタークッキーを2022年4月11日にグランドリリースしました。

「BUTTER GUILD」とは色々な国の人々が距離の概念を超えた自由な空間で「ただ1つの好きなもの」でつながり、仲間とともに喜びを分かち合う、そのようなワクワクとした居場所を創りたいとの想いから、バターをこよなく愛する人のためのコミュニティとして誕生。

コロナの影響により打撃を受けた菓子・土産業界の市場を再び盛り上げるために、
「BUTTER GUILD」では新しい菓子開発に取り組んだのです。

その結果、和の菓子職人がおまんじゅうを包む技術を進化させた独自の包餡圧縮製法により、今までにない食感のクッキーを開発。

そして、雑誌の表紙デザインも手掛ける新進気鋭のアーティストBull氏とコラボする事により、「BUTTER GUILD」の世界を自由に生きる個性的なキャラクターを作りあげ、NFT化し販売することに。

新しい時代のお菓子が国境を越えて人々をつなげ、関西、そして日本を元気にしてくということです。


「墨アートの創始者」柏木白光氏の作品をNFT

ウッドオフィス株式会社(以下ウッドオフィス)は、株式会社テレビ朝日メディアプレックス(以下メディアプレックス)と、ブロックチェーン技術を活用して、
書家:柏木白光の作品を「NFTアート」として2022年3月18日(金)10:00よりOpenSeaにてオークション販売しました。

今回販売したアートは全部で3点あり、いずれも一点ものの作品でオークション形式で販売されました。


「琉球びんがた」NFT展示販売会を開催

株式会社ピハナコンサルティング(以下ピハナコンサルティング)は、「BINGATA NFT」第2弾を、琉球びんがた事業協同組合、琉球びんがた職人、民間企業から組成されている一般社団法人琉球びんがた普及伝承コンソーシアム(以下びんがたコンソーシアム)と連携し、函館 蔦屋書店にて3月11日(金)から13日(日)の3日間にて展示・販売しました。

「BINGATA NFT」第2弾では、染色家知花幸修氏が制作する「HOKA」の本染め作品を、函館 蔦屋書店にて展示するとともに、「HOKA」のデジタルデータをNFTとしてopenseaにて販売しました。

また、今回染色家知花幸修氏が制作する作品『HOKA』のNFTを購入された方限定で、当作品の本染め作品に係る購入権も併せて提供します。

「HOKA」のNFT購入者は、後日「HOKA」の本染め作品についても購入を希望した場合、個別にオーダーすることが可能に。
なお、デジタルデータとして販売する「HOKA」NFTの本染め作品については、NFT購入のプロセスを経ない制作を行うことはないということです。


メタバース×歌舞伎 アーカイブをNFTへ

松竹株式会社(以下、松竹)は、メタバース空間と俳優の演技をリアルタイムで合成して演出する、史上初の源氏物語を題材とした歌舞伎『META歌舞伎 Genji Memories』の分割したシーンを「META歌舞伎 NFT」として商品化し、
2022年4月16日(土)正午より販売しました。

2022年4月27日現在、合計取引金額は25万円を超えています。

META歌舞伎とは、歌舞伎初の試みとなるバーチャルプロダクション(3DCG背景やVFXと現実世界で撮影した映像をリアルタイムで融合する撮影手法)を用いて、古典文学の不朽の名作『源氏物語』を題材に製作する歌舞伎作品。

平安時代を緻密に再現したバーチャルセットと歌舞伎俳優の演技をリアルタイム合成し、配信しました。(現在は配信終了)

今回販売されたNFTは『META歌舞伎Genji Memories』のハイライトシーンを14本に分割した映像データのコレクタブル商品。

歌舞伎の400年の歴史上初のメタバース空間での歌舞伎、そして初のリアルタイム配信となった希少な映像をNFT化したものとなっています。


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