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【あさイチ】プレミアムトーク 国枝慎吾

めちゃくちゃ勉強になったなぁ~

と思いましたので、

NHKプラス

での視聴は、

配信期限  :  5/26(金) 午前9:54 まで

ですので、

見られていない方は、

是非見てほしいな

と思います。


Astudioも視聴させて頂き

奥様の写真がとてもかわいかったので、

画像に登場して頂きました。


また、私が

特に勉強になったな

と思ったところを

文字起こし

しましたので、

良かったらご覧下さい。


リオ大会、敗戦からの復活


でもやっぱり、その時引退しなかったのは、
東京(五輪)があるからでしたね。
東京でっていうのが、2013年に開催が決まって、
やっぱり、それからずっと、
本当は、僕、そもそも
2016年のリオ(五輪)を最後に引退しよう
と思ってたんですよ。
東京決まる前は。
東京決まると
ホームでパラリンピックやりたい
という思いが相当強かったので。

それが2016年のときの引退危機を支えてくれたし、
東京があるから
自分自身も
全てを変えてやるんだ
変えれば、
もしかしたら肘の怪我も良くなるかもしれない
という思いのもと
全て変えることに取り組んだ
というところがありますね。

ちょうど手術をしてリオがあって、
終わってからも、なかなかいろんな治療を試したんですけど、
やっぱり良くならなくて、
唯一やってなかったのが、
3ヶ月休む
っていうのが、結構医学的には、
治癒を促進するためには3ヶ月
って言われるんですね。
ラケットを3ヶ月置いて
まぁ、とにかくじっくり
テニスをやらずに過ごしてみたんですけど、
3ヶ月経ってからコートに戻った時に
バックハンドを打ったら
まだ痛かった
と。
全然変わってなかった
という時は
終わったかな
と思いながらも
その3ヶ月の間に一応
新しいバックハンドの打ち方を研究してた
もしこれで痛かったときのための
最後の手段はこれしかない
というの自分の中で持っといて、
実際それで打ってみたらもう
全然ネットにも届かない位の
地面に行いってしまうようなボールだったんですけど
痛くなかったんですよ。
ボールを当てても
今まではこっちの肘の外側肘の外側を使ってたんですけど、
肘の内側に負担をかけるイメージでバックハンドを打とう!
こっちは使わない!

っていう理論のもとでやってみたら痛くなかったんで、
まだネットにも届かないけど、痛くない
って言うだけで
少し希望が出て来た
というのが当時の記憶ですね。

そこからもう一回、そこから初心者の状態から
もう基本的には外側の肘の痛みっていうは、
恐らく今も、今までの打ち方してたら痛いと思います。
そっち側をもうあえて使わないっていう方法でやってみた。

ラケットも握りを変えると、
いわゆるテイクバックからフォロースルーって言うんですけど、
握りでこっちも変わって来るんです。

テイクバックも、フォロースルーも、
ほんとに一から軌道を学ばないといけないというところから
やっていったと。


ちょっとずつ上げていくことで
少しでも高い打点から相手を攻撃するために
っていうことが第一の目的ではあったんですけど、
でも「1ミリ」変えるとほんとに車椅子のバランスって全然違うんですよ。

例えば、タイヤに「車軸」ってものがありますよね。
ここにあるんですけど、
この身体が、車軸よりも
前か、後かで「ターンの性能」とかも変わって来るんですよ。
重心」の問題で。

これって「1ミリ」例えば後にいるだけで、
さらにクルって回ったりとか
「1ミリ」ってすごく感じる
っていうのが
結構この「シビア」なところで。

先ほどバスケ車が届いたって言いましたけど、
相当ここから調整しなきゃいけない問題なんですよ。
届いても、実は
すぐ使えるもんじゃない
自分の足にしていかなきゃいけないんで。
その感覚をやりながらですね、ちょっとずつずらしながら
どこだったら自分はいけるのか
っていうの「7ミリ」っていうところが。
少ないように見えますけど結構な違いかなって。


テニスやったことある方らわかると思うんですけど、
2時間、ズーっと自信持ってるっていうこと無理なんですよ。

やっぱり相手に流れがいってしまう場面もあったり、
自分自身のショットの感覚が狂ってしまうことも当然あるんで、
そういった時に揺らぐわけですよね、気持ちが。
例えば、サーブを打つ前とかも
もしかしたらダブルフォルトしちゃうかもな
って、そんな時思うんですよ。
そのまま打つと、ダブルフォルトしちゃうんですよ、
これがまた不思議なことに。

でも、そのちょっとよぎった時に、一度間を置いて
オレは最強だ
という言葉を口に出して、
このシールを見ながら言うとですね、
ダブルフォルトしちゃうかもって打つサーブより、
オレは最強だ」サーブに変わるんですよ。

そうなると、しっかりした確率と振り切ることで威力もあって、
っていう効果があって、
それって全部のショットに言えることで、
そうしていくうちに
自分自身がナンバーワンになった
という経緯があったので、
決してそのこの言葉だけを捉えると
めっちゃ嫌なやつ、
めっちゃ高慢な奴だな
と思われたと思うんですけど。


でも逆に言えば、
そんなに心が強くない時とか、
その弱気の心をやっぱりこう振り払って、振り飛ばす
弱気を飛ばすために、
こういった言葉を使い続けて、
セルフトーク」として言い続ける
っていうのは、僕の中では
メンタルトレーニングとしては効果があったことかな
と思いますね。

特に基礎の時ですよね。
まだまだテクニックが、
その新しいショットをするときに
できてないときって言うのは
やっぱり考えながら打つわけですよ。

やっぱり「マッスルメモリー」と言う言葉が
結構「運動生理学」であって
30,000回同じ動作をすると、考えなくても同じ動作ができるようになるよ。

結構30,000回という回数が
そこは例えば、
バックハンドでって言っても
一番ミドルの打ちやすいところ30,000であって、
ここも高いとこも30,000、
下も低いところも30,000みたいな
そういう感じでコーチが回数を数えながらやった時期がありましたね。


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