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SoD, 第11章、ダエロスと主人公の対話2、ダエロスの解放

<1の続き>

主人公
「それは興味深い。ケイラーの血でポータルを開けるのに失敗したあと、どうなりました?」
ダエロス
「へファーナーンは兜のなかに飛び込んだスズメバチよろしくワンワン喚き立てたさ。やつはケイラーをお供に、一直線にここからすっ飛んでった。わしが見ていると、やつは戻ってきてからそこの祭壇を使って何か邪悪なモンスターと話しとったが、その時わしを見つけたんだ―やつは即座にわしをこの場に縛り付けた。それ以来、わしはずっとここに閉じ込められとるんだ」
主人公
「あなたを自由にしてさし上げられる方法はありませんか?」
ダエロス
「床に書いてあるあのしるしを消せば、わしを縛っている呪文は解ける。わしに手を―それともブーツの先でもいい、貸してくれ。こいつから解放してくれ」
主人公
「消しましたよ。縛めは解けました、亡霊どの」
ダエロス
「ああ、これでやっと自由だ。だが、フーガ・プレーン*がわしの魂を引いとるな。なつかしい友のハラタスラエルがわしを呼んどるのが聞こえる。わしらをまた一緒にしてくれてありがとうよ」
「耳を貸してくれ。城のメイン・ホールの床のモザイクのまんなかに、ひとつ緩んだ石がある。まだ見つかってなければ、その下に値打ちのあるものが隠れてるはずだ」
「それじゃな、友よ*。へファーナーンを見つけたら、ダエロス・ドラゴンスピアからだと言って、やつの股間に思い切り蹴りを入れてやってくれ」


*死後の魂がつどう世界。主人公は先に地下洞窟でネクロマンサーに使役されていたドラゴン・ハラタスラエルの霊を解放し、ハラタスラエルは主人公にフーガ・プレーンで彼を待っているというダエロスへの伝言を受け取っていた。ここ参照。なお、二人の盟友関係と城の歴史についてはここ参照。
*原文 Axe high, friend はドワーフ特有の別れの言葉。ダエロスはハーフ・ドワーフ。


***ちょっとネタばれ***


*このあとまだ閉ざされている一室に向かうと、その前にフレイミング・フィストのダンカンたちがいて、部屋の中にケイラーたちがいること、中からいかにも禍々しい魔力を感じることを伝えてくる。そこで大いにバフやドーピングをして中に入りたくなるところだけど…まだ早いです。まず、入る前に回復とかスクロールやポーション(マジックシールディング/マジックプロテクション/ファイアーレジスタンス/クラリティーなどがおすすめ)を十分買っとくのはもちろん、装備の確認をちゃんとしておくこと!入ってからでは間に合わないぞ(バフとドーピングはまだしなくても大丈夫)。あと、BG2へのデータインポートを考えてて、持ち込みたいアイテム(ここ参照)があるなら、この時点で持っておきましょう。


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