ひろい宇宙(そら)のただ中で
このひろいひろーい世界、今も拡がり続けていると言われる宇宙のただ中で
ちいさな、ちいさなこの子は今、僕の腕の中にいる。
そして僕がいるべき場所もまた、今ここにある。
夜中薄暗い電灯の中で、授乳しながらふとそんなことを考えた。
コクコクとミルクを飲む姿、
小休止してちいさな息を弾ませる息の音、
腕に伝わる温かいいのちのぬくもり。
ミルクを飲み終わって、くてーっとしてる小さな体の重み。
そのすべてに向き合っていると不思議と確信のようなものが心の底から湧いてきて、同時に安心と、やすらぎを覚えるのです・・・。
そして、ちゅーちゅーしてる娘につられて、
いつのまにか自分も口をとがらせてしまうクセが治らない・・・。
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