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お 怒ると叱る

子育て現場では怒ることと、叱ることは違うって、よく言われる。

「怒る」のは、感情的に怒りを爆発させて自分の気持ちをはらしたいと、後先考えずにすること。

「叱る」のは、冷静にことばを選んで相手の行動の問題を指摘し、次につながる変化をもたらせるようにすること・・・的な。

すぐに、感情的に大声を上げてばかりいると、子どもも慣れてしまって、鈍感になる、あるいは親をナメるようになる、と言われることも実にその通りで、いやあ、頭じゃ分かっちゃいるけど、

1.タイミング良く、時を遅らせずに 

2.愛をもって 

3.冷静に 

4.相手に分かるふさわしいことばで叱る

 ・・・うーむ、なかなかこれが難しい。

完璧な人間じゃあないから、時に感情を爆発させて気持ちを伝えるのも大切だと思うけど、たいてい怒って対応すると後で「理不尽なことしたな〜。」って後悔して、「あの時はごめんね。」と謝ることになる。

「叱る」って、忍耐と愛が必要で、

感情をコントロールして頭を使う、非常に高度な知的作業だなあと実感してます。子どもによってもことばを使い分ける必要があるし。

でも、きっとこれが出来る人のことを本当の「大人」って言うんだろうなあ。

・・・子育てに限らず。


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