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nextstop
2018年1月11日 22:33
「大草原の小さな家」のチャールズのような父が欲しかった。男前で、タフで勇敢で、ユーモアがあり、時に熱い涙を流し、自分自身の「言葉」を持っているような自慢の父さん。少年時代、NHKで再放送が繰り返されていたこのドラマの中の理想的なアメリカンファミリーとその父親像に、僕はすっかり毒されていたように思う。僕の目の前の父はというと、理系の化学博士で、不器用、空気読むの苦手、時にちゃぶ台返しする