側溝

グレーチング

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最近の記事

PayPayに裏切られた話

第一志望の会社に最終面接で落選してしまった。 行列のできるパスタ屋さんに並んでいる時に、携帯電話が鳴り落選を告げられた。 文字通り頭が真っ白になり、30分店外で待った時間やパスタへの期待などどうでも良くなる。しかし、そのタイミングで店に案内されたので渋々入店することにした。 目に入ったメニューを震える声で指差し、ただ天井を見上げる。鏡張りの天井の自分と目が合い、絶望している自分を鳥瞰している気分になった。涙が落ちないようにした工夫はかえって虚しさを生んでしまった。 な

    • ハノイ旅行記2日目

      9/21 2日目 6時 起きるつもりが寝過ごす。 7時 起床。朝ご飯を食べに行こうと張り切っていたが、そんな時間も無いので成田で買ったおにぎりとランチパックを仕方なく食べる。 7時45分 KKdayで予約したハロン湾行きのバスを待つ。8時前にホテルのロビーに待ってくれと言われ、8時には到着すると書いてあったので気長に待つ。しかし、本当に来なかったらヤバいなと思う。その後25分待ち、8時10分にバス乗車。ガイドのジョンに右腕を掴まれ、車道を横断。元々英語のツアーなので韓国人し

      • 立川で宗教勧誘された話

        グリーンスプリングス(立川のオシャレな街区)で勉強をしていたら、急にシンガポール人とマレーシア人男性2人に英語で声を掛けられた。 「キリスト教興味ある?」の決まり文句で事態のヤバさを悟った俺は腹を決め話を聞くことにした。 彼らはどうやら日本人にキリスト教の良さを布教している職業らしく、俺はなるべく相手を傷つけないように「キリスト教は知ってるけど無宗教だからあんまり興味ないよ」って柔和に伝えた。しかし彼らは無理矢理に勧誘することなく、神のお告げだけ聞いてくれと言ってきた。手

        • 佐渡に行って思ったこと

          ※人に読ませようと思って書いていません。完全にメモです。思ってることをそのまま脊髄反射で書き出しただけなので、文章はぐちゃぐちゃです。 それでも読もうと思う方は自己責任でどうぞ。 最近、すずめの戸締まりを見に行った。 新海作品は、私の美的価値観に多大なる影響を与えてきた。彼はアポカリプスによって朽ちた人工物と無情な自然を、廃墟や被災というプラットフォームに落とし込むことで、時の有限と無限を同じ空間に共生させたのだ。 いつからか分からないが、自分は無意識に廃墟に惹かれている

        PayPayに裏切られた話

          アドルノにブチギレている話

          マルクスの唯物論は確かに芸術の興りの時点では説明可能な言説だと思う。しかし、この考えは芸術が興った時点で成熟した下部構造がある前提の下に展開されており、現在では経済と芸術が相互に刺激しあっていくという場面を容易に想像できるため、多少違和感を感じてしまう。例えば、1990年代のニューヨークの中部地域に若手芸術家達が集住したことでアバンギャルドなニューヨーク・アートが巨大な経済市場圏を作り出したことはこの説を反証する証左では無かろうか。 前置きが長くなったが、私が主張したいこと

          アドルノにブチギレている話

          エフェクターの話

          ふとカメラロールを見ていたら、懐かしい写真を見つけた。この写真は、「自分がバカである」ということを物語る一枚だ。何故そんな事が言えるのか、それを下に書いていこうじゃないか。 まず、エフェクターの鉄則に、「導線は右から左へと流れる」という前提条件が存在すると考えて理解して頂きたい。 この写真では、その鉄則を破り、右から右へとエフェクターの役目を使用せずに音を出している状況なのだ。 それにも関わらず、高校生の自分は音を変えた気で音色を変えるツマミを弄っていた。何たるバカさ加減。

          エフェクターの話

          全裸でぶつかり合う話

          相撲見たい。以上。

          全裸でぶつかり合う話

          友達が風俗嬢になった話

          男女の友情は成立するかしないかという議論があるが、私は成立すると思う。 経験論的な話にはなるが、私には信頼のおける女友達が2〜3人いる。そして、その女友達を性的な目で見たり、恋愛感情を持ったりしたことは一度も無い。私は彼女らを新たな価値観の源泉だと認識している。換言すると、互いの恋愛観を衝突させて、より良い恋愛を考えたり、男女の思考の違いについて考えたり、性の哲学についてよく思索するような仲である。 そんな女友達の中の1人が風俗嬢になった。 彼女は、自分に鮮烈な価値観を

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