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【ひとりごと】童貞臭の正体

童貞である人間が童貞だとバレない方法
童貞で無いにも関わらずそう見られてしまう人、悩みとしてはどちらもそれなりに大きいように思う。

そりゃあ、一勝もしてないのバレたくない気持ちはわかるし、一勝もしてないと思われたくない気持ちも分かる。が、多分、私の旦那さんは童貞っぽいと言われているだろうから、実際、童貞であるかどうかは関係ないのかもしれない。

ホステスを長いことしていると、最初のボーナスの時期に「今からコイツを男にしてくるわ」と会社の先輩と童貞とみられる後輩君に出会うことがある。
筆おろしに風俗を使えるのは、男性の特権だろう。

さて、そんな彼らが戦闘から帰ってきて感じる変化は、夢を失った感があるということ。悲しい哉、男性も女性も「本物はすごく気持ちいいに違いない」なんて夢が膨らんでしまう。
現実を知ることで、「こんなもんか」となるのが男女の本質なのかも?
いや、人生の本質かもしれない(笑)


つまり、童貞臭の正体は【理想化】なのではないだろうか。
異性ともじもじ喋る人間は大抵「異性ってものすごく自分とは違う存在だから、何話していいかわかんない」と言う。
同じ人間として接すればいいだけなのに。
これは、キモキモおじさんにも言えるんだが「女性ってこういうの好きですよね」とか「やっぱ女性と飲むお酒はおいしいなぁ」とか、女性を異物として認識して理想化している。問題なのは自覚がないことだ。
(年齢が10以上も下の相手にコレを言ってたら、救いようないキモキモおじさんだろう)
モテモテヤリチン男は理想化をしない。
正確に言うと、理想と現実の差を理解している。女性ではなく人間を理解しているのがモテ男だろう。だって男性にもモテるんだもん。

さらに言えば、自己開示の量がダントツに違う。
趣味の話だとか休日の話だとか、本当につまらないであろう話を平気で言えるのがモテ男。彼らは自分の楽しかった事を、ただ単に開示していく。
それに興味を示した女性の中から、ターゲットを絞って攻略していく。
多分、同性にも普段からそういう行動をとっているだろうと思う。

一方、童貞臭のする人はというと、「自分には面白いことは何もない」と思っていたり、「そんなこと話しても相手はきっと喜ばない」と思っているだろう。そんなことないよ。
日本語が喋れて、感性が普通(犯罪的ではない)であれば、情報の出し惜しみ(雑談が出来ない)は童貞臭にしかならん。
なお、聞き役に回れるのであれば、自己開示は疑問で伝わるので、それはそれで問題ない。
「友達と有名なケーキを食べた」と言われて、
1.何ケーキが好きなの?
2.誰と行ったの?
3.○○ってケーキ屋だよね!?俺も前、テレビで見たよ!
4.おいしかった?
5.ふーん
どの聞き役も個性が出ていると思うので、何を聞くかで開示するのも手だ。

異性とは、という理想化を捨てて、こんなもんだろって正しく理解するのが童貞臭のファブ〇ーズになると思う。

オタクに優しいギャルも存在するし、
童貞に厳しい処女も存在するんだよ、わかるか?


余談だが

長いことオタサーの紅一点として過ごしてきた私としては、童貞臭というよりオタク臭を嗅ぎ分ける能力が高いと言わざるを得ない。
彼らは趣味こそオタクだが、小学生の時の輪のまま大人になった気のいい奴らだ。
姫扱いさえ望まなければ、いいバランス感覚で”性”を認識してくれているので、もし身近にオタク君がいたら近づいてみるといい。
健全な男友達、という感覚。お互い違いを理解して多少の気遣いをする男友達は、私は『隠し事のない夫婦』へのいい漁場だと思う。(暴論)

もし、また誰かと恋をする機会があれば、友達の中から誰かがランクアップするだけなのだろうなぁ

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