お金の不安が生じる理由、その解決策 <Part3 最終回>人に疲れていませんか?円の定義で人間関係を最適化する
ついに最終回です。
これから話す内容を理解することで、どう人と関わり合っていくべきかの概念が一変すると思います。
自分にとって本当に人生の豊かさに繋がる人間関係とはどういうものなのか?正しい人間関係の在り方が分かります。
また自分に最適な人間関係を構築することが、結果的に大きな富を自分にもたらし、結果的にお金の問題すらも解決します。とっても不思議ですよね。
前回までのあらすじはこちら↓
では本編スタート!
part2の最後で信用を作るにはどうすればいいいかという問いに対して、自分を中心とした円を作ることで信頼を生み出すことができるとお話しました。
その真意について解説していきます。
もし本当に、自分に最適な人間関係を構築することが、結果的に大きな富を自分にもたらし、結果的にお金の問題すらも解決するとしたら、
人生における2大テーマ(人間関係の悩み・お金の悩み)が同時に解消されることになります。一石二鳥どころではありません。超人生ハッピーになりませんか?
今日話すのはそんなお話です。
なぜそうなるのかというメカニズムについても話していきます。
■友人は多い方が幸せなのか?
あなたは自分で友達が多い方だと思いますか?
僕はどちらとも言えません。学生時代そんなに人間関係が得意な方ではありませんでしたし、内心面倒だとすら思っていました。
でも、友人がいなかったわけではありませんし、むしろクラスの仲間とはそれなりに楽しくやっていたと思います。
現代社会ではSNSなどの普及で人と繋がるのが容易になりました。
その一方で人間関係のトラブルも増えています。
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである、と言われるくらいに人との関係性は僕らの大きなストレスになっています。
ただ哀しいかな。人間は一人では生きていけません。
面倒な人間関係でストレスもある一方、大きな喜びを分かち合ったり、共通の趣味の話題で楽しい時間を過ごしたり、誰かに結婚や昇進をお祝いしてもらったり、人生の様々なシーンで人との繋がりがあるからこそ得られる喜びや充実感というのも存在します。
僕も大人になって分かったのですが、人間関係はとても重要です。
学生時代は正直そこまで人間関係を大切にしていませんでしたし、正直どうでもいいと思っていました。
でも、大人になってからビジネスでも沢山の人に手助けをされて成長することが出来ましたし、体調を崩して辛いときに一番の親友が心配してくれて、家族にも支えてもらいました。
そうした経験を経て、人は一人では生きていけない。自分が周りにしたことが自分にも返ってくるんだということがわかりました。
この様に僕らの人生にとって最良の薬にも毒にもなる人間関係。
どう付き合っていくのが最も人生を豊かにしてくれるのでしょうか?
■数理モデルでわかる人間関係
本シリーズのテーマでもある数理モデルで「人間関係」を表してみましょう。
人間関係幸福度=友人Aからの影響度×一緒にいる時間 + 友人Bからの影響度×一緒にいる時間 + 友人Cからの影響度×一緒にいる時間・・・etc
これが人間関係を数理的に表した式です。
人間関係から得られる幸福度は、友人Aから受ける影響とその時間を掛けたものと考えます。
そして関わりのある人の数だけ足していきます。
上の式では友人がA、B、Cいるとして、その3人から受ける影響を合計しています。
人間関係幸福度が大きくなればなるほど、幸せで人間関係から得る益が大きいという式になっています。
ここで重要なことは受ける影響度はプラスもあればマイナスもあるということです。
嫌な人と一緒にいる時間はマイナスの影響となります。なので関わり合う人が多ければいいという式ではないのです。
学校や職場で一緒に過ごす人は、それがプラスかマイナスかに関わらず、より長い時間一緒にいますのでその分大きな影響を受けます。
逆に年に数回しか会わないひとはどれだけプラスの影響でも数値としては小さくなります。
■では、どうすればこの幸福度を最大化できるか?
この答えは簡単です。
なるべくマイナスの影響を受ける人との接触時間を減らし、プラスの影響を受ける人となるべく長く一緒に過ごす、もしくはプラスの影響を受ける相手の総数を増やすということになります。
■友達多くても不幸な斎藤さん、少ないけど幸せな菊池さんの話
最初に友人は多い方が幸せなのか?という問いを投げかけました。
これまで説明した数理モデルでこれがどうなるのかみてみましょう。
話を分かりやすくするため、仮に斎藤さんと菊池さんという2人の人間関係を想定してみましょう。
斎藤さんの友人は3名(明子さん、里奈さん、信二さん)です。
菊池さんの友人は1名(増田さん)です。
明子さんはSNSで知り合った趣味の仲間で受ける影響は+1
里奈さんは会社の先輩で受ける影響は-1
信二さんは特に良くも悪くもないので±0
この場合の人間関係幸福度を計算してみます。
斎藤さん幸福度
=明子さん+1×4 +里奈さん-1×6 +信二さん±0×2
=-2
合計は-2です。
一方、菊池さんの場合も計算してみましょう。
友人は親友の増田さん一人で影響は+3です。
菊池さん幸福度
=増田さん+3×2
=+6
合計は+6になりました。
必ずしも友達が多いから幸せになるのではないようです。
もちろん数値は適当なので、意図的と思われるかもしれません。
ですが、本質はそういうことを言いたいのではなく、数値次第でこうした現象が起きうるという点です。
プラスとマイナスの影響の総和が重要であること、接触時間によっても結果が変わってしまうことがポイントです。
人間関係をこうして数値化するなんてやったことがないと思います。
ですがやってみると、そこから見えてくることや考えるべきことが見つかってきたのではないでしょうか?
あなたなりの人間関係を最適化するために、何ができるのか?自分の幸福度を下げている原因はどこか?考えてみるのも面白いかもしれませんね。
より自分にプラスの影響をもたらす友人を増やすのもいいですし、今いる人間関係でマイナスの影響を受けている人からなるべく距離を取るのも全体の幸福度を向上させます。
■自分が円の中心となって信頼が生まれてお金も生まれる
それでは最後に、本テーマであるお金の問題について立ち戻ります。
ここまでの人間関係の話の応用として、信頼がお金に変わるという話と繋がってきます。
人間関係の幸福度はいかに多くプラスの影響を受ける人と繋がり、より長い時間を過ごすかによって決まります。
そしてそのために最も有効な手段として自分を中心とした趣味や興味のサークルを作るという方法があります。
サークル、つまり円です。
好きなことが共通している仲間と過ごす時間は楽しく、良好な人間関係にもなりやすいです。
人が人生を楽しむ方法の1つはそうした「好きなこと」が共通している人と出会い、より長い時間を共に過ごすことだと言えるかもしれません。
■サークル、信頼、お金
このような円、サークルの中では信頼が生まれます。
自分が中心となって作られているサークルなら尚更です。
すると、その円の中でお金が動き、経済が成り立つ。
いずこのファンクラブではファンが貢ぎ、グッズを買い、コンサートに行く。その人を中心とした経済が生まれています。
ネットでもサロンの主催者がその参加者とその周囲を巻き込んで、小さな経済が生まれている。
ここに新時代のお金のヒントがあると思います。
こうした輪を持つことで、その関係性が存在する限りお金の不安から解放されます。いつでも自分の小さな経済がそこにあるからです。
もちろん、お金の面だけではなく、共通の価値観や好きなものがある仲間と共に過ごすこと自体が人生を豊かにすることに繋がります。
その意味でもこうした輪を持つ意義は大きいでしょう。
すべてが調和して循環している。非常に上手くできた構造だと思います。
あなたは自分の人生にどう生かしますか?
さて、話が長くなりましたが
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
今後もまた面白い考察やコンテンツを提供していきたいと思います。
それでは!
社会とお金の本質に興味をもった方はこちらの記事もどうぞ!
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