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海外メディアが見る石破新総裁「変わり者」が日米の軋轢をもたらす⁉︎ 禁断の「地位協定」

🟦今回の動画はこちら💁‍♀️
https://youtu.be/15zAu2oxv38?si=zzjrRQYM_HCyxXhe

日本の新リーダーは「変わり者⁉︎」いきなりこんな見出しが踊った日曜日のアメリカ。しかも先週、自民党の新総裁に選ばれた石破茂氏は、米国との関係に亀裂をもたらすかもしれないと...。

日本の多くの方にとっては、先週末は、総裁選と石破さんのどんでん返しで、「もうお腹いっぱい多いことでしょう。
ただ、石破さんに決まった瞬間に、株価が2000円も暴落し、ドル円も146円から142円台になるなど
マーケットの失望感が如実に現れました。

週が明けて、今頃は組閣人事進んでいるところかと思いますが、それでは海外メディアは、石破茂新総裁をどう見ているのか、いくつかの記事を参考にご紹介したいと思います。

おっと!その前に、先週の金曜日。世にも恐ろしー、(ではなく)素晴らしい書き込みが、旧TwitterのXに
投稿されて、鳥肌(じゃなくて)、心が涼しくなりました
(笑)。

ラーム・エマニュエル駐日米国大使は金曜日、Xの投稿で、同日自民党の新総裁に選出された石破茂氏に祝意を表し、米国と日本の間にさらに強い絆を築きたいという希望を表明した、というものです。

「日米同盟を強化し、さらに緊密な(日米)関係を育むために、日本の新総理とともに働くことを楽しみにしている」と、エマニュエル大使は投稿しています。

またPoliticoの報道によると
世界的な選挙イヤーと呼ばれる2024年。日本の与党である自民党は、は史上最年少の首相か、史上初の女性首相かのどちらかを選ぶチャンスを得て、歴史とたわむれていた。

しかし結局どちらも選ばれず、第3のちょっと意外な選択肢を選ぶこととなった。
石破茂氏67歳が自民党の総裁に選ばれたのである。

結局のところ、石破氏は他の候補者と同じように日本の政治を混乱させ、アジア太平洋における、アメリカの最も重要な関係において「挑戦的なパートナー」となる可能性があると見られている。

*米国との協調に変化の兆しも*

石破氏は、前任の岸田文雄氏と異なり、国際的な協調において一筋縄ではいかないリーダーとなる可能性がある。

岸田氏はバイデン政権にとって非常に重要なパートナーであり、ロシアのウクライナ侵攻後には、ロシアへの制裁を強化するなど、日米との協調を深めることに役立った。
特に、中国への半導体輸出の制限においても、岸田氏はワシントンと歩調を合わせた。

しかし、石破氏は異なるリーダーシップスタイルを持っている。
伝統的なエリート出身ではなく、地方の農村地域で育った彼は、政策の細部にこだわり、専門家の意見にも疑問を投げかけることで知られている。

元防衛大臣としても、政策に対して強い意欲を持ち続けており、そのため同僚議員や政府関係者からは「口うるさい」と評されることも多かった。

石破氏は、日本国内での支持率は高い一方で、国会や政府内では一部の同僚から敬遠される傾向がある。このような背景から、彼のリーダーシップは従来のスタイルとは異なると見られ、日米関係にも新たな変化が訪れる可能性が指摘されている。

**石破氏は中間的立場で支持を集めた**

右派的な政策を掲げた高市早苗氏は、強い愛国主義と、親ビジネス的な姿勢で注目を集め、保守的な層からの支持を得ていた。
しかし、韓国との和解に影響を与えかねない靖国神社参拝が議論を呼んでいた。

一方、若手候補として注目されていた小泉進次郎氏は、よりリベラルな社会政策を支持していたが、経験不足が懸念され、第1回投票で敗退した。

総裁選の決戦投票では、高市氏が小泉氏の票の支持を取り付けようと動き、党内の有力者(麻生さんですね)
との調整を図ったものの、最終的には石破氏が勝利を収めた。

石破氏は、タカ派的な外交政策と、自由市場経済を推進する姿勢を示しているが、
“アベイズムからの脱却“を目指しているようだ。

新党首として石破氏は、遅くとも来年夏に予定される国政選挙を前に、国民からの高い支持率を武器に政権運営に臨むと見られている。

別の海外メディアは、早ければ2024年10月23日に「解散総選挙」があるかもしれないと報じています。

ブルームバーグの報道では、石破氏をオッドボール「変わり者」のリーダーと呼んでいます。
英語のスラングで、かなり変わった人のことを揶揄
する言葉で紹介しています。

石破ショックで日本株が大幅に下落する中、アジア諸国でも次の自民党の党首への関心が高まっている。

石破茂次期首相は自他ともに認める「防衛オタク」で、永田町周辺の人たちは彼を「変わり者」だと思っている。

自民党総裁選への5回目の出馬で、今回サプライズ勝利した彼は、国民に人気があり、
急進的な改革に頼ることなく、地方経済の衰退に取り組みたいと考えている。
いわば「政治的穏健派」の政治家と言える。
(あくまでも海外メディアの見方です)。

石破氏また、与党のイメージを一掃し、「アジア版NATO 」を創設すると意気込んでおり、
今後は、アジア諸国のパートナーとの、より緊密な安全保障関係の形成に重点を置くとみられているが、その手腕はまだ未知数だ。

もう一紙「アラブニュース」が、かなり鋭い分析をしています。

**石破茂氏、「日米地位協定」の見直しを掲げる!
米国との緊張が高まる可能性も**

自民党の新総裁に選出され、首相就任が確実視されている石破茂氏は、日米地位協定の見直し案を含む一連の施策により、アメリカとの緊張が高まる可能性がある。

石破氏は日米同盟を外交政策の中心に据える方針を示しつつ、同協定の見直しやアジア版NATOの設立を提案しており、ワシントンの強い反発を招く懸念が浮上している。

石破氏はまた、中国との関係改善も急務としており、日中間の対話が停滞している現状に対応する必要がある。

特に、福島第一原発の処理水放出をめぐる中国の日本産水産物の輸入禁止措置が関係悪化の要因となっている。

さらに、石破氏は韓国との関係改善にも力を入れており、近く尹錫烈(ユン・ソクヨル)大統領との会談が予定されている。一方で、北朝鮮による日本人拉致問題の解決も大きな課題として残されている。

石破氏の外交政策は、日米関係の強化を目指す一方で、現状の「日米地位協定」の見直しに向けて、アメリカとの調整が“難航する”可能性が非常に高い。

ということで、海外の報道をいくつかご紹介しました。

NYサバイバルが個人的に気になった点ですが、
よく言われているように、石破さんはぶれやすいところがあるという点ですね。

また、彼が防衛大臣時代、問題が起きると責任逃れをして現場の自衛官から嫌われたという過去もあったようです。

それから、石破さんはとんでもないヘビースモーカーでした。もうおやめになっているのならいいのですが、
20年以上前に、自民党本部でお目にかかった際には、
いわゆるチェーンスモーカーで、健康面で大丈夫かしらと思った程でした。
お話は面白いんですが、どちらかといえばエンタメ向けの人という印象でした。

安倍政権時代は干されてしまい、TVのバラエティー番組でも見かけなくなりましたが、とある筋から、次の首相は石破さんがなると聞かされて、とても驚きましたが、まさにその通りになりました。

現在わかっている政策ですが
・金融所得課税
・大規模な地方再生
・防災省の創設
・アジア版NATOの創設→憲法9条改正が必要
・核共有も辞さず
・日米地位協定の改定→日米安保条約とセット

もっと言えば、「国連地位協定」も絡んできますので、この禁断の薮を突けば、とんでもない蛇🐍が
飛び出してきかねません。
ご本人も、禁断の日米地位協定を持ち出したからには、切腹覚悟で改定に臨まれると思います。

個人的には、公の電波で「地位協定」に踏み込むと
宣言したことは、一定の評価が出来ると思います。

また、石破さんは、慶應ボーイの元銀行マンで、
「緊縮財政派」です。つまり利上げ派。
数日中に、日銀が金利の引き上げを行うことでしょう。

気になるのは、消費増税15%という点です。
ただでさえ、株安、円高で市場の見通しが暗いなか、
消費増税15%とは、一体何に使うのでしょうか?

よもや、アジア版NATOの創設に充てるのだとしたら、これは見過ごせないと思います。

そして、あまり知られていないかもしれませんが、実は石破さん、「中国の言いなり」なんだそうです。
つまり、中国共産党が嫌がることはしない首相に
なります。

アメリカと軋轢を起こし、中国共産党の言いなりになる石破内閣。
その組閣人事は、どのような布陣となるのか、一国民として目が離せません。
<END>

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