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米FRBが即時決済システム「FedNow」始動直前に米政財界の重鎮らが中国詣で/欧米の老舗高級ブランド企業の倒産が相次ぐ

本日の動画はこちら https://youtu.be/aX2li9Kxyhg

私たちの生活に関わるお金の在り方が、少しづつジワジワと、ある一つの方向に向かっているようです。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)移行への「前段階」として、アメリカでいよいよ、オンライン即時決済ができる新システム
「FedNow」がスタートしました。

金融機関で働いている人以外は、今のところ、何が変わったのかピンと来ませんが、この「FedoNow」による決済システムに参加できない銀行は、
今後、淘汰されていく可能性があると、以前の動画でもお話ししました。

FRBの発表によれば、米連邦準備制度理事会に口座のある「適格銀行間の新決済システム」には、これまでのところ
約50の金融機関が、正式な試験や支払い・受け取りのための“認証“を完了したということです。

米連邦準備制度は既存の決済システム「Fedwire(フェドワイヤ)」および「FedACH」に並行してFedNowの運営に当たるそうです。

パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は発表文で、「日々の決済を今後何年にもわたって一段と“迅速かつ利便性の高い“ものとするため“FedNow“のサービスを整備した」と説明しました。

その上で、「この新しいシステムを選択する銀行が増えるのにつれて、個人が即時に給与を受け取ったり、請求書の支払いを受けて、企業が直ちに資金にアクセスできたりするようになる」と説明しています。

なお、消費者や企業は、この新システムに直接アクセスできるわけでなく、銀行および信用組合等の金融機関のウェブサイトを通じた利用となるそうです。

おそらく個人が実感するのは、送金手続きや、給与の受け取りが早くなった、
と感じる程度かも知れません。
しかしこの流れは、CBDC→金融リセット→世界統一通貨に向けての布石ですので、周囲の銀行などが倒産し始めたなと気づいた頃に、あの時の動きは、このためだったのか、と私たちが実感する日がやが来るのではないかと思います。

しかも奇妙なことに、「FedNow」を開始する直前に、アメリカの閣僚や政経界
の要人・重鎮らが、相次いで中国詣でを行っていたことが、脳裏をよぎります。

イエレン財務長官や、ブリンケン国務長官、ビル・ゲーツ氏、そして、現在100歳のヘンリー・キッシンジャー氏の訪中。

キッシンジャー氏は、NYサバイバルが、まだ赤ちゃんだった頃から、超強気な外交を行ってきた人物です。

これまで2度ほどお会いしたことがありますが、いつも怖い顔をしていて、笑ったことがないような人ですが、私が、以前アシスタントをしていた、とあるジャーナリストの先生の取材のお供で、キッシンジャー氏のオフィスに伺ったことがありました。
その時は、カメラマンを担当していたんですが、デスクに座って顔色ひとつ変えない強面のキッシンジャー氏をみて、あまりにも緊張しすぎてしまい、
キッシンジャー氏のデスクの上の電話機のコードに足が絡まり、
電話機を、ドンガラガッシャーンと盛大に落として、
慌てて拾おうとしたら、自分もつまづいてすっ転んでしまったと言う、若き日の恥ずかしい想い出があります…。

物凄く叱られるだろうな、とビクビクしていたら、いつも不機嫌そうで顔色ひとつ変えないキッシンジャー氏が、私を見て大笑いし始めて、

「貴方(作家先生)のアシスタント、面白い人だね、でもなんてドジなんだ!」って、大爆笑されてしまいました。

それ以来、キッシンジャー氏が大爆笑した顔を撮影した「初めての女」と業界
で呼ばれることになりました(笑)。

余談はこれくらいにして、あの、プライドの高いユダヤ系のキッシンジャー氏が、100歳を迎えた現在、腰が曲がって杖をついてでも、「外交」を行なって
いる姿を見たのは、
昨年、安倍元首相の弔問するために、NY日本総領事館に来た時と、

先日のビルダーバーグ会議でスピーチをした時、そして先週、中国に自ら赴いて、中国の政府高官をはじめ、習近平国家主席と会談を持ったと報道された
時です。

かつては、キッシンジャー氏が、鶴の一声で呼び出せば、アジアの政治家なんて慌ててすっ飛んで来るほどの、「外交の鬼」と呼ばれた人物が、今では老いた自らの足で出向いて、何か重大なことを話し合わなければならなかった。
杖をついてまで“中国詣で“をしなければならなかった理由とは、一体何だったの
でしょうか。

イエレン財務長官は、中国の政府高官に対してペコペコとお辞儀しまくり、ブリンケン国務長官に至っては、習近平国家主席のみが、上座にどーん鎮座して、ブリンケン氏一行は下座に座らされ、誰が見ても「格下扱い」されている姿が、
全世界で報じらてしまいました。

その上、あのプライドの高い100歳のキッシンジャー氏が、杖をついてまで、中国政府にお願いしなければならないこととは?

NYサバイバルがが思いつくのは、ただ一つ。

「どうか今、“アメリカ国債“を売らないでください」と、お願いしに行ったのではないかと思うのです(個人的な見解です)。

ワシントン界隈に精通した人から、こんな話を聞かされました。

実は今のアメリカは、核戦争が起きることよりも、米国債の大暴落による「国家財政破綻」の方を恐れているそうなのです。

いづれ、戦略的に“デフォルト“させて、国家の債務をチャラにするつもりでしょうが、そのタイミングは今ではないようで、中国に、今アメリカ国債を売り払われてしまったら、推し進めている「アジェンダ」のタイムラインが崩れてしまうのかも知れません。

それほどアメリカの国家財政はいま、切羽詰まった状態であり、生き残れる銀行も、あらかじめ“リストアップ“されていて、順次、整理されていく予定だとも
聞きました(恐ろしいですね)。

さらに気になる話があります。

欧米の超高級老舗ブランドの企業が、この数ヶ月の間に、倒産したり、経営難に陥っているというのです。

表向きは、新型コロナによるロックダウンの影響で、経済が失速したことが原因と言われていますが、おそらくは、リセットの対象となった企業群なのかも
知れません。

以下、お話しすることは、大半のメディアが大きく取り上げて報じていませんが
高級ブランド品を長年販売してきた有名な大企業が、これから倒産したり、経営難に陥って、事業が継続できなくなってきているそうです。

1 女性用の下着やルームウエアなどを販売していた「ヴィクトリアズ・シークレット」が破産宣告。

2 アパレル企業の「ザラ」が1,200店舗を閉鎖

3 アパレル大手「ラ・シャペル」が4391店舗を撤退

4 フランスの「シャネル」は、もう製造されていません

5 フランスの「エルメス」も事業を継続できないそうです

6 高級腕時計の「パテック・フィリップ」が生産を停止

7 超高級腕時計の「ロレックス」も生産中止

このように、いま世界の高級品産業が、崩壊し始めています。

8 「ナイキ」は人員削減の第2段階に向けて、総額230億ドルのコストカット

9 「ゴールドジム」が破産申請

10 「AirBnB」のCEOが、パンデミックのせいで、12年間の努力がたった6週間で無駄になったと発言

11 「スターバックス」も400店舗を永久閉鎖すると発表

12 オフィスをシェアしあう「WeWork」の経営状態が悪化

13 「日産自動車」が米国で閉鎖の可能性がある

14 アメリカ最大のレンタカー会社「ハーツ」が破産申請

15 アメリカ最大のトラック運送会社「Comcan」が破産申請

16 アメリカ最古の小売会社「JCペニー」が破産申請し、アマゾンに買収される

17 世界最大の投資家である「ウォーレン・バフェット氏」が、過去2ヶ月で500億ドル以上の損失

18 世界最大の投資会社「ブラックロック」が、7兆ドル以上の債務を抱えており、世界経済に大惨事を起こす兆しを見せている

19 アメリカ最大のショッピングモール「モール・オブ・アメリカ」が、住宅ローンの支払いを停止

20 中東ドバイで最も権威のある航空会社「エミレーツ航空」が、従業員の30%を解雇。

そして、「アメリカ財務省」は、リセッション(景気後退)に突き進んでいる現在の経済状況から何とか脱却するために、今も数兆ドル規模のお金を印刷し続けているということです。

おそらく、今年2023年に閉店する小売店は、12000店舗から15000店舗にも上るだろうと推定されています。

このように、欧米では、すでにリセッション(景気後退)に入っており、この夏は、驚くほどの「ビッグネーム企業」が経営破綻するニュースを聞くことになる
かも知れません。

「FedNow」の導入から、金融リセット、そしてグレート・リセットに向けてのアジェンダは、私たちの見えないところで、動き始めています。
これは、「進撃の巨人」で言うところの、“地ならしが発動された“ようなもので、一体どれだけの企業や人材が、AIによって淘汰されてしまうのでしょうか。

戦略のない企業や、スキルのない人材は、AIに取って代わられ、仕事を失い
淘汰される時代が始まっています。

今からでも、無から有を己の手で生み出せるような「何らかのスキル」を身につけておくことが重要だと思えてなりません。

今日もここまで読んで頂き、ありがとうございました。
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