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カレー好きとしては無視できない。大阪が誇る名店「インディアンカレー」

生きてるとムカつくことあるじゃないですか。
イライラが収まらないことあるじゃないですか。

朝からムカついていたことに加えて、トレーニング中にもイラつくことがありましてですね、それはもう最高潮にイライラしてたわけですよ。

イライラすると食に走ってしまう人も多いでしょうが、それは美味しいものを食べると、セロトニンやらドーパミンやらオキシトシンやら、とにかく何らかの幸せホルモンが分泌されることが関係しているのかなと思います。

自分もそういうタイプだという自覚はあれど、最高にイラついている時となると、お店を探すことも億劫になりがちですよね。

だから、こういう時は「慣れ親しんだ美味しい」ものを食べたくなるってなもんです。

そういうお店はいくつかありますが、今日はそのうちのひとつへ癒しを求めて行ってきましたよ。

そう。インディアンカレー。

「大阪の有名なカレー店を挙げよ」という設問があれば、おそらくTOP3には入ってくるんじゃないかなと思います。

大阪市内に7店舗あるので、市内在住のカレー好きなら一度は行ったことがあるはずくらいに有名ですよね。


今回伺ったのは阪急三番街店。

ランチ時になるとめちゃくちゃ行列になりがちですが、14時前だったので空いていました。

まず入り口すぐのレジで注文と支払いを済ませます。

初めて行った際は、注文の勝手がわからず若干緊張感がありましたが、今となっては「レギュラー、たまご※」と滑らかな注文も可能になりました。

※インディアンカレー(並)に生卵をトッピングという意味


席に座ると、一瞬で水とキャベツのピクルスが提供されます。

常連さんの中には、ピクルス(大)を注文される方も多いですよね。

その後、時間にして、おそらく10秒くらいでしょうか。

それはもう光の速さで、カレーも到着。

シンプルイズベスト。
質実剛健。

そんな言葉が似合うカレーが降臨します。

久しぶりに食べるなーと思いながら、一口。


まずは、甘みが口の中に広がります。

ここで初心者の方は、「なんだ。割と甘い系のカレーなのか」とそのまま2口目、3口目とスプーンを進めがちですが、舌が甘さを感じた数秒後にですね。

スパイシーな辛さが遅れてやってきます。

カレーってスパイシーな食べ物だったということを強烈に思い出せてくれますよ。

そこで、大きな存在となるのが生卵。

卵をトッピングすることで、辛さを中和しつつ、さらに旨みもアップさせるという狙いです。

ルーは見た目通りシンプルで、具材もごろっとしたお肉が2〜3切れ。

スタッフさんがカウンター越しにデカい寸胴からカレールーをキレイにかけているのが見えるのですが、「よく器用に肉を2〜3個だけおたまで取れるな〜」と毎回関心させられます。

多少のスパイシーさを味わうので、ピクルスや卵で中和していきますが、この季節ですし、汗もかきます。

水分補給のために、水の消費量が増えるのは言うまでもありません。

コップの中身が少なくなってきたら追加の水をオーダーしてしまいがちですが、その必要がないのもインディアンカレーの特徴です。

なぜなら、コップの中の水が半分以下くらいになれば、カウンターにいるスタッフさんが何も言わずに水を入れていくれるから。

カウンターには何人ものお客がいるのに、間髪いれずに追加の水が注入されるので「よく見てるな〜」と毎回関心させられます。

提供が早く、一人客も多いので、次々にお客さんも入れ替わっていきます。気づけば僕も夢中に食べていたので、残りわずか。

お腹も徐々に満ちてきて、慣れ親しんだ美味しいものを食べることができ、「よし、これで昼から仕事頑張れそうだぜ」と思ったその刹那、隣の客から「クチャ、ねちゃ、クチャ、ねちゃ」という不快極まりない咀嚼音が。

猛烈にイライラしてしまいそうになりましたが、幸せホルモンがいくらか分泌されていたので、ことなきを得ることができました。

またイラつくことがあったらというか、カレーが食べたくなったらフラっと寄りたいと思います。

インデアンカレー 三番街店
大阪府大阪市北区芝田1丁目1−3 阪急三番街 B2F



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