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すき焼き好きとしては無視できない。ランチでお得に楽しめる「カジュアル肉割烹 北新地つきしろ」

トレーニング終わりに食べたくなるものといえば、無論「肉とご飯」じゃないですか。

常日頃から美味しいお肉料理とご飯を食べられるお店を探すことに余念のないぼくですが、先日からなぜか無性に「すき焼き」が食べたくなったんです。

しかし、「すき焼き」といえば、良質な肉が図らずも手に入った時や実家に帰って家族と鍋を囲む時くらいなど、食べる機会が限られる至高の肉料理。

最近では牛丼チェーン店の「牛すき定食」で、気軽に食べられて、しかもそこそこ美味いのですが、どうせ食べるなら、ええ肉で食いたい。

そんなことを考えていたら、どうやら北新地でランチタイムに大変お手頃な価格で黒毛和牛の「すき焼き」を食べられるお店があるという情報をキャッチしました。

これはすき焼き好きとしては無視できないということで、トレーニング終わりに早速伺ってきました。

それが北新地にある、「カジュアル肉割烹 北新地つきしろ」さん。

お店が入っているビルの前には、黒毛和牛を使ったすき焼きの文字が燦然と輝いています。

昼間からなんて贅沢なんだろうと、心躍らせながらエレベーターでお店へ。

開店は11時30分。到着したのは11時35分。

エレベーターに同乗した女性2人も、どうやらこちらのお店に来られた模様。

女性たちのうしろから付いていくと、なんと店内はすでに満席。スタッフさん曰く、「30分くらいお待ちいただくかもしれません」とのこと。

基本的に待つことがめちゃくちゃ嫌いなんですが、今日ばかりは致し方なし。完全にすき焼きの口になってますからね。甘んじて待ちますよ。


ぼくの前にいるのは3人。

4番手として待ち構えていると、続々とエレベーターから人がやってきます。ものの5分程度で、ぼくの後ろには10人近くの行列が出来上がりました。

えらい人気。それに女性のお客さんが多かったです。

人が多くて気まずかったので店構えの写真は撮れず。このビルの3階に入居されてます。

開店直後に来たので、待つ時間はまだマシだなと思いつつスマホで暇を潰していたんですが、少しずつ雲行きが怪しくなってきましてね。

そう。トイレに行きたくなってきたんです。それはもう猛烈に。

待ち時間なんぞは、スマホがあれば余裕なんですが、尿意ばかりはいかんともしがたくてですね。

かといって下手にトイレへ行こうとすると、行列に嫌気が差して諦めた人のレッテルを貼られかねず、行列に再度戻ってくることを難しくさせます。

同行者がいれば並んでいてもらうことも可能ですが、いかんせんぼくは1人。

それに、見ず知らずの前後の人に「トイレ行きたいので、ちょっとここ空けておいてください」なんてお願いできるほどのコミュニケーション能力は持ち合わせていません。

いや、お店へ来る前に一度済ませてはいるんです。

済ませてはいるんですが、なにぶんトレーニング中に水を2リットル近く飲みますからね。

そのせいで昼飯前後の時間はものすごくトイレが近くなってしまうため、もしランチタイムに行列ができるお店に来ようものなら、迂闊に動けず尿意に耐えるという苦行に挑まなければなりません。

御多分に洩れず、本日も待っている間に猛烈な尿意が襲ってきました。

空腹と尿意のWアタック。

空腹でお腹と背中がくっつきそうなのに、お腹と背中の中間の位置にある膀胱は破裂しそうな勢いというよくわからん状態。

「これはなかなか厳しい戦いを強いられているぜ…」と、人知れず戦っていたのですが、思いのほか食べ終わった人が出てくるのが早かったため、ことなきを得ました。耐えた。

ランチメニューは「黒毛和牛肩バラのすき焼き定食」のみ。

温泉卵ありかなしを選択できます。

「温泉卵無しの方にはたぶん生卵が付いてくるだろう」と勝手に判断し、温泉卵なしをオーダーしました。

待つこと2〜3分。
おいでなすりました。提供早い。

しかし。

・・・な、生卵がない。

しまった。だから、みんな温泉卵ありをオーダーしていたのか。

まわりを見ると、温泉卵はすき焼きの皿に一緒に入れられているようなので、今から追加で依頼するのは何か忍びないし、恥ずかしい。

あああ、、温泉卵つけたら良かった。血迷った。

ていうか、まあ冷静に考えたらそらそうですよね。
100円安いんだから、卵ついているわけないもん。

どうやらトイレを我慢しすぎて冷静な判断ができなくなっていたようです。

まあ、仕方ありません。


卵はありませんが、視覚から訴えてくる肉肉しさに気を取り直して、温かいうちにいただきましょう。

まずは、汁ものから。
おお、粕汁じゃないですか。久々だわ。

野菜もゴロっと入っていました。
味噌汁もいいですが、粕汁もいいですね。
とくに寒い時期なんかは食べたくなります。

さあ、お次はいよいよ、本命のすき焼き。

卵はありませんが、添えられた野菜とともにお肉が神々しさを発してくれています。

味についてはお察しのとおり。

肉の旨味と甘味のバランスが絶妙。

「なんですき焼きって、こんなに美味いねん」と鼻息が荒くなり、ご飯も進むったらありません。

美味い肉がおかずの場合、確実にこうなりますよね。

ご飯へのワンバンは必定。ワンバン、なんならツーバンと、ダブルドリブルのファールを取られるくらいの勢いでご飯にバウンドさせて食べてみてください。

昼間っから確実にキマります。

いやー、美味かった。

温泉卵をつけないという痛恨のミスをしたにも関わらず、この満足感。
もし卵があったらどうなっていたのか。

次回は必ず温泉卵つきでオーダーしたいと思います。

カジュアル肉割烹 北新地つきしろ
大阪府大阪市北区曾根崎新地1-9-12 フォーシーズンフロント3F

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