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出汁好きとしては無視できない。阪急サン広場の地下にある「若水」のそば定食

お盆期間は地元に1週間ほど帰省してまして、実家の美味しいご飯を爆食した結果、あっさりと体重が2キロ増えました。

ちなみに、地元は京都の綾部市というところなのですが、日本の夏を完璧に満喫できると言ってもいい場所なのでぜひ一度行っていただきたい。

詳しくはこちらの記事をご参照くださいな。

で、本題。

お盆は確実に爆食することは事前に分かっていたので、帰省前の外食はあっさり目のランチにしようと選んだのが阪急サン広場の地下にある、「若水」さん。

阪急サン広場と聞いてピンと来くる人は大阪在住でも少ないかも知れません。

しかし、これを見ればだいたいの場所がわかると思います。

HEPから大阪駅方面へ歩く途中にあるオブジェ。見たことある人多いんじゃないでしょうか。

ここがサン広場です。
※手前のデカいのはたぶん期間限定のです。奥にあるゼブラ柄の「梅田」がフォトスポットで有名。

「若水」さんは、うどん、そば、丼を中心とした和食処で、出汁の良い香りが漂う、出汁好きとしては無視できない人気店。

場所的に目立たないように思われがちですが、ランチタイム時は行列ができるほどなんですよ。

すでに何度も通っており、勝手知ったるお店ですから混み合う時間を避けて入店。カウンターの席を確保しました。

メニューはこんな感じ。豊富。

いつもメニューをひと通りチェックするものの、すでに頭の中では8割型決まってまして、最近は「うどん・そば定食(おにぎり)」の一択。

元々、お店に通い出した頃は、肉丼定食やらカツ丼やら、丼ものと麺をチョイスしていましたが、二日酔いの時に注文してから、どハマりしましてね。

それ以来、「うどん・そば定食(おにぎり)」ばかり選ぶようになりました。

ちなみに定食名にある通り、うどんかそばを選択可能なんですが、ぼくは定食で麺を選べる場合は基本的に「そば」派。

うどんより血糖値が上がりにくいとされていますし、ご飯と食べることを考えると麺が細いほうが食べやすいんですよね。この感覚わかる人いますかね。

※うどんもめちゃくちゃ好きです

出汁のいい香りが食欲をそそる。画像から香りを届けられないのが心苦しい限りです。

まずは出汁から楽しんでいただきたいのですが、一口すすると喉から食道、そして五臓六腑、果ては全身で日本食の真髄を感じられるはずです。

日本の出汁文化に感謝せざるをえません。

そばの美味さはさることながら、個人的に推したいのが、セットでついてくる2つのおにぎり。

質実剛健という言葉が似合う、シンプルな出で立ち。そっと添えられたたくあんの漬物もうれしいですね。

おにぎりの中身は「昆布」と「梅」。
いや、まじで分かってるな、若水さん!て感じのチョイス。

ご飯粒が汚くてすみません

そばの優しい味わいを邪魔しないながらも、しっかりと存在感を放ってくれる具材のツートップといえるでしょう。

塩加減もちょうど良くて、一口食べた瞬間、「美味い、、!」と日本人であることを自覚できること間違いなし。

とくに汗をかきやすい夏場はミネラルを自然に欲しますから、より美味しく感じられるはずです。

二日酔い時にも、この定食を欲してしまうのは、このおにぎりの塩加減も関係しているのでしょう。

おにぎりを食べて、出汁をすすり、そばをかき込む。

シンプルながらも奥行きのある定食をぜひ一度ご賞味あれ。


大阪府大阪市北区角田町8-47 梅田阪急グランドビルB1(阪急サン広場地下街)

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