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宇宙飛行士を目指しても、僕の生き方は何も変わらないことが分かった

JAXAの宇宙飛行士選抜試験。昨日、エントリーシートを提出した。

ようやく提出できた。

僕はそんな感覚がある。というのも、エントリーシートの記入項目に

・志望動機
・理想の宇宙飛行士像
・自己アピール

があって、これを作成するのに非常に時間がかかったんだ。特に、志望動機に関しては、約3週間ほど時間をかけた。それだけの時間をかけた理由は、

宇宙飛行士になるための絶対的な理由

がなければ、途中で投げ出してしまうと感じたからなんだ。

JAXAの宇宙飛行士選抜試験の募集要項の『評価する特性』には、こんな記載がある。

宇宙飛行士の職務に対して、明確な目的意識と達成意欲の強さ

JAXA 宇宙飛行士選抜試験 募集要項より

しかも、8つある特性の1番目がこれなんだよね。この記述で僕が感じたのは、

宇宙飛行士になる絶対的な理由を持ち、それに従い行動し続ける人がJAXAは求めているし、そうでないと宇宙飛行士にはなれない

ってこと。それだけ、宇宙飛行士になるのは厳しいってことなんだと思う。


というわけで、この3週間、ひたすら自分に向き合った。

なぜ僕は宇宙に行きたいのか?

この答えを自分の内側から探していった。

宇宙への憧れは昔からある。そして、今の僕の夢の1つは、宇宙でセミナーをすることだ。

でも、なんで?

なぜ宇宙でセミナーをしたいの?
宇宙でセミナーすると何がどうなるの?

そんなことを掘り下げていった。その結果、出てきた答えは、

『全ての人が本当にやりたいことをやれる世界を作りたいから』

という、ずっと僕が掲げてきたビジョンに行きついたんだ。

『宇宙』というキーワードを使って表現すると、

宇宙に行きたい全ての人が、自由に宇宙に行ける世界を作りたい

となる。特別な誰かだけが宇宙に行けるのではなく、誰でも行きたい時に宇宙に行ける。そんな世界を作りたい。そんな答えに行きついた。

そのために僕は宇宙飛行士になって何をするのか?

ということを考えた結果、

全ての人が安心安全に宇宙旅行を楽しめるように環境、インフラを開発、整備する

ってのが出てきたんだよね。誰もが宇宙に行けるようになったとしても、そこが危険と隣り合わせでは、宇宙を楽しめない。僕が宇宙でセミナーをしたとしても、参加者がセーフティを感じなければ、セミナーを楽しめない。なので、まず宇宙空間にセーフティの空間を作るというのが、JAXAの宇宙飛行士として僕がやりたいこと。そんな答えが湧いてきたんだ。

僕は14年間、セミナーをつくり続けてきた。講師として、プロデューサーとして、統括として、セミナーをつくり、運営をしてきた。それらの活動で僕が大切にしてきたのは、

『セーフティな場をつくる』

ということなんだ。セミナーの本質は、場づくりにあって、僕はそのスキルを磨いてきた。僕はこれまで地上でやってきたのだけど、今度は宇宙でやりたいんだ! ってことに気づいた。

これに気づいた時に、いやぁ、痺れたね。だってさ、僕の目指しているビジョン、そして、これまでやってきたことが、宇宙というキーワードにバシッとはまったんだから。過去現在未来が一本に繋がってるんだよね。

実は、宇宙飛行士になったからと言って、僕のやりたいこと、やることって今と変わらない。活動の範囲、場所は、違うけど、根本的な目指すもの、取り組むことというのは、これまでと何も変わらない。エントリーシートを作成していく中で、それがよく分かった。

僕は、これまで通り、『全ての人が本当にやりたいことをやれる世界』の実現に向けて活動するし、旅をしながらセミナーをする生き方をする。ただ、それだけなんだな。ただちょっと、旅先が成層圏の外側にまで広がった。それだけに過ぎない。そんな感覚がある。

宇宙飛行士になるからと言って、僕は生き方を変える必要は全くない。むしろ、遠慮しないでドンドン突っ走っちゃって良いんだ!

僕はこれからも、僕の生き方をしていくよ。

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