見出し画像

僕は新世界図書館を日常に溶け込ませたい

僕が創りたい新世界は、全ての人が本当にやりたいことをやれる世界。全ての人があらゆる束縛を一切受けることなく、魂から望むやりたいことを自由に思う存分できる。そんな世界だ。そのための解決策として、これまで培ってきた知恵を完全無料にすることを決めた。

嬉しいことにこの考えに賛同してくれる人が現れたので、昨年から一緒に『新世界図書館』なるものを始めたんだ。新世界図書館の解説をちょっとすると、新世界図書館っていっても従来の図書館の要素はないんだよね。図書館と名乗るのに本は一冊も置いていない。来場者全員で知恵を出し合って互いのやりたいことをカタチにしていく。それが新世界図書館。このアイデアは、3年前にバンクーバー公立図書館を見学したときに着想を得たんだよね。バンクーバー公立図書館の2階には『Inspiration Lab』なるブースがあるんだけど、ここにはディスカッションできるスペースだけでなく、録音や録画できる設備もあるんだよね。これって、やりたいことを誰かと話すことができるし、思いついたことをその場ですぐにカタチにできるってことなんだよね。だからすごく賑やか。図書館は静かにするのが当たり前。なのに、静けさがInspiration Labにはない。この要素だけを切り取ったのが『新世界図書館』なんだよね。

知恵を出し合って、互いのやりたいことをカタチにしていく。従来の図書館だと、本でひとりで勉強して、ひとりで取り組み、ひとりで解決していくのが当たり前。だけど、新世界図書館は、みんなで学び、みんなで取り組み、みんなで解決していくのが当たり前。別にどっちが善い悪いはないんだけど、ちょっと選択肢がない感じがしたので、そんな図書館を創ったってわけ。

そんなわけで昨年末くらいから数回、新世界図書館を開催してみたんだ。そこで強く感じるのは、知恵の循環が起きていること。参加したみんなが互いのやりたいことをカタチにするために惜しみなく知恵をシェアする。そこにトレードがないのよね。だから、やりたいことがカタチになる速度が圧倒的に速い。数か月、悩んでいたことも1時間くらいで解決し、次の展開に向けてさっそく動き始めることができたりする。どんどんとカタチになるのが本当に面白いし、知恵が無料でシェアされ、新世界が創られていく実感に喜びも感じているんだ。

そんな新世界図書館の様子を聞いた人たちから、「新世界図書館に参加したい!」って声もいただいていて、新世界実現の輪が少しずつだけど広がっていってる感覚がある。それは本当に嬉しい。だけど僕としては、「新世界図書館を特別な場所にしたくない」というのが本音なんだよね。新世界図書館に興味を持ってくれて、参加したいって感じてくれるのは本当に嬉しいよ。だけど、僕が目指しているのは新世界図書館に参加してもらうことではなくて、誰かの幸せのために無償で知恵をシェアしあうのが当たり前の世界にすることなんだ。新世界図書館だから知恵が循環するとか、やりたいことがカタチになるとかではなくて、いつでもどこでも知恵が循環し、やりたいことがカタチになる。特定の時間や場所ではなく、任意の時間と場所でそれがなる。カフェや温泉や電車の中、ビーチ、公園などなど、自分の好きな場所で好きな時間に好きなだけ、やりたいことをカタチにできる。そんな風にしたいんだよね。

僕は、新世界図書館でやっていることを日常に溶け込ませたい。互いのやりたいことをみんなで知恵を出し合ってカタチにする。この行為を日常の当たり前にしたいんだよね。そうすると、『新世界図書館』という名称自体も不要になるなって思ったりもする。『新世界図書館』という名称があるから興味を持ってもらえたりもするんだけど、逆にあることで特定の場所、時間になってしまっているんだよな。ほんと世界のあらゆる場所で、知恵をシェアしあってやりたいことがドンドンとカタチになっていったら、世界はもっと面白くなると思うんだよね。そのために『新世界図書館』を日常化させていく。これから、そこを詰めていこうと思う。

画像1

いただきましたサポートは、火星でセミナーをするための研究開発に大切に使用します! あたたかい応援、よろしくお願いします!