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ダボスが指し示す世界の将来

世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が2023年1月16日からスイスのダボスで始まった。エピソード370では、国際ジャーナリストのノーア・ビン・ラディンがダボス現地から状況を説明してくれた。

ダボスで話し合われるトピックを見れば、これから世界がどの方向に向かっていくのかがわかる。例えばこんな感じ↓↓

・新エネルギーの習得
・カーボン社会からの脱却
・クリーンエネルギーのためのインフラ構築
・CO2排出量の抑制
・デジタル産業

今回のダボス会議のタイトルは「分断の世界での協力(Cooperation in a Fragmented World)」

世界の様々な危機について話し合い、革新的な解決策を編み出すんだそうだ。

「分裂した世界でさらに協力し、一致していきましょう。」

「Cooperation in a Fragmented World」の真意はなんなのか。

Fragmented ー 国家主権、国家主導の国のあり方や、個人の自由や選択を指しているのだろう。特に反グローバルな価値観をもつ人々の独立した自立したあり方が今後さら「fragmented- 分断を引き起こしてる!非協力的だ!」と糾弾されることになるのだろう。

Cooperation(協力)とは、グローバル化された政策と方向性に沿ってさらに一致していきましょうということだろう。

「新世界秩序に向けてグローバルな構造をさらに強化しましょう」

最終的な目的地は世界レベルで中央政権を進行させることで、一部の権力者たちに支配権と富を集中させ、国家主権や個人を侵食していくことが目的のようだ。

「コロナは、社会にストレスを与えて、人々が新しい生活様式をどれくらい抵抗なく受け入れられるかを調べるテストだった。このモデルを今度は気候変動危機に適応していく。」ー ポソビック氏によると、WEFのホームページに堂々とそう書いてあるんだそうだ。

パンデミックには国境がないので、全世界が足並みを揃えることが求められ、それぞれの国の事情や、各国・各人種の免疫の背景なども全く無視で、同じルールを守り、同じ対策を実施することが期待され、解決策もワクチン一択とされた。

日本でも「Cocoa」などの追跡アプリをインストールさせられ、行動を制限され、監視された。一方、注射をすれば安く旅館に泊まり、買い物クーポンももらえた。

つまりプランデミックは、気候変動を使った次なるロックダウンのための布石であって、人々の反応をみて次の手を決定するためのバロメーターになった。

またさらに注目すべきことは、これがデジタルIDへの布石となっているかもしれない点だ。

気候変動を言い訳に、デジタル化はさらに進んでいくだろう。

「カーボンフットプリント」とか、人々の行動のすべては、常にどこでも監視され続けることになるだろう。

実質的にはデジタル刑務所に暮らすようになるのだろう。

今回のワクチン接種で、従順な国民は「旅行支援」や「買い物クーポン」などのご褒美がもらえたように、ふわっとした「信用クレジット」が様々な形でますます導入されていき、じわじわと締め付けていくつもりなのだろう。

これがスナク首相がトラス首相に代わって英首相に就任した理由で、彼が中央銀行デジタル通貨を推進していくだろうとジャックは語る。

自由はタダじゃない。当たり前じゃない。
自由な生活を保持するためには目覚め、立ち上がり、戦わなければならない。

あなたにとって自由はそれだけの価値があるものだろうか。

そう私たちは問われているのかも知れない。


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