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8/17『四谷怪談』 柔和の会



皆様、こんにちは!
我々は新感覚の文化イベントをお届けする「柔和の会」と申します。

この度、歌舞伎で最も有名な演目の一つである『四谷怪談』をテーマに、夏の夜に特別なイベントを開催します。
三味線、長唄、フレンチ、茶の湯を通して見た、新感覚の会です。
初めての方でも、どなたでもお楽しみ頂けます。
ご興味ありましたら、ぜひご一読ください!
※怖くありません。美味しく楽しいひんやりとした『四谷怪談』です


⚫︎四谷怪談とは

お岩さん

『四谷怪談』は、江戸時代は元禄の頃に、「実際に起こった事件」を基に創作された日本を代表する怪談のひとつです。
題名に「怪談」と名がつくように、もちろん「怖い話」ですが、このような作品を夏の暑い頃に観劇して、日本人は「涼しさ」を感じてきたと言われます。
通称「涼み芝居」とも呼ばれ、もはや夏の風物詩となっています。

ストーリーは、伊右衛門とその妻お岩をとりまく、愛と憎悪うずまく展開が見ものの演目となっており、これまで代表的な歌舞伎役者さんたちが演じてこられました。
詳しい内容はぜひこちらをお読みください。

・参考サイト
歌舞伎美人 https://www.kabuki-bito.jp/special/more/theme-kabuki/post-horror2/

今回は、こちらの演目をテーマとし、柔和の会による新たな視点からの『四谷怪談』を皆様にお伝えしたく、五感を用いた没入型の体感イベントとして再構成しました。



●柔和の会 四谷怪談の内容

これまでのイベントの様子

今回のイベントでは、柔和の会による長唄、三味線、フレンチ、茶の湯からの視点を加え、新たな『四谷怪談』をお届けします。

場面の展開は、お茶会の形式で進んでいきます。
お食事をお召し上がり頂き、その後にお茶のお点前があります。
進行に併せて、演奏やお料理の内容も変化していきます。
物語はどこへ帰着するのか。

もちろん、茶道の経験は必要ありませんのでご安心ください!


●お客様の流れ

会場の様子

⓪ご入場
開場しましたら、どうぞ中へ。
待合にてお待ちください。

①開始
開始時刻になりましたら、いよいよ物語の歯車が動き始めます。

②お食事
お席にご移動頂き、まずは物語の場面にちなんだお料理をお楽しみください。

・料理のコース
前菜、スープ、メイン、〆(しめ)、デザート
ドリンクもおひとつお選び頂けます。

③ご休憩
お食事が終わりましたら、一度御休憩があります。
三味線の合図が鳴りましたら、またお入り頂きます。

③お呈茶
いよいよ『四谷怪談』のクライマックスとなる抹茶の振る舞いです。
お点前でお茶を差し上げます。

④演奏  
最後にご参加の皆様に感謝を込めて三味線・長唄の2人による演奏を差し上げます。

⑤ご退出


●柔和の会とは

柔和の会のメンバーです!

我々、柔和の会は三味線、長唄、フレンチ、茶の湯という異なる分野のプロフェッショナルの4人が、10年来のご縁をきっかけに立ち上げた文化団体です。
それぞれの世界で長い間、培われた知識や技術を、境を越えて織り合わせることで、今までにない文化イベントをこれまで開催してきました。

普段は全国各地を飛び回っている4人が集結することはなかなかないのですが、この度8月に奇跡的に調整がつき、北とぴあ17階展望フロアのレストランにて『柔和の会 四谷怪談』を開催する運びとなりました。

今年の夏は、どうやら猛暑となりそうですので、ぜひこの機会に涼みながら、文化を体感してみてはいかがでしょうか?

⚫︎プロフィール

・三味線方
杵屋 栄之丞(きねやえいのじょう)
1989年生まれ。東京藝術大学邦楽科卒業。歌舞伎長唄三味線方 杵屋五七郎の長男。幼少期 から歌舞伎や三味線に触れ、18歳の時に三代目杵屋栄之丞の名を許される。父の元で数々 の歌舞伎公演に出演する傍で歌舞伎三味線音楽を広めるために「手ぶらで三味線お稽古」 「三味線ラウンジ」など個人でのイベント企画、学校講座や市民講座なども行なってい る。2022年3月に一般社団法人「柔和の会」を設立。

・唄方
杵屋 勝四寿(きねやかつしず)
1992年神奈川県出身。2008年より杵屋勝四郎師に師事。2010年より杵屋勝四寿の名を許される。
同年5月、京都造形大学春秋座にて初舞台。 2012年東京藝術大学音楽学部邦楽科別科修了。 現在、歌舞伎・日本舞踊会・演奏会を中心に活動中。2022年3月一般社団法人「柔和の会」理事に就任。「長唄ふれんちShizuya」の企画を行う。

・茶の湯方
武井 宗道(たけいそうとう)
2011年、武家茶道流派にて内弟子入門。2013年、御家元より「宗道」の号を頂く。同年、独立。それより、流派に依らない茶の湯を伝える。 
これまで、ミャンマー国軍司令官、夫人へ呈茶、タイ・ KOL KIMONO Japanese Experiencesにて茶会、ドイツ・ザイン城にて茶会、モンゴル参謀官へ呈茶、円覚寺佛日庵にて茶会、粋場稽古主催、船上茶会開催、茶暦セミナー(ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮)、NHKカルチャー講師、学習院生涯学習センター講師、目黒雅叙園東京「和のあかり茶会」など、茶会、座学、稽古、また、雑誌『和楽』にて、「茶帙(ちゃじつ)」という茶箱の提案など、様々な活動をしている。 

・料理方
秋本 純一(あきもとじゅんいち)
1979年 東京生まれ。武蔵野調理師専門学校卒業後 ‘‘銀座 マキシム ・ ド ・ パリ ” にてフランス料理の基礎を学び、 その後数々のレストランやカフェなどでメニュー開発及びホール接客や店舗運営のノウハウを学んだ後、2013年に株式会社 福寿園に入社。
翌年、 ‘‘ふれんち茶懐石 京都 福寿園茶寮 東京駅グランルーフ店” の料理長に就任。
現在、柔和の会の料理人として日本茶フレンチを提供中

●詳細

日時:8月17日(土) 昼の部11:00〜 夜の部17:30〜
テーマ:四谷怪談
料金:20,000円(コース5品+ワンドリンク)
出演:杵屋 栄之丞 / 杵屋 勝四寿 / 武井 宗道 / 秋本 純一
会場:QUAD17(東京都北区王子1-11-1 北とぴあF17
https://www.quad17.com/
後援:東京北区観光協会
※昼の部も夜の部も内容は同じです。
JR京浜東北線「王子駅」徒歩2分
​東京メトロ南北線「王子駅」5番出口直結
※雨天時は南北線を利用していただけると雨にぬれずにお越しいただけます。

●参加方法

こちらのサイトからご参加ください。
初めての方でもどなたでもお楽しみいただけます!


●最後に

四谷怪談、歌舞伎、長唄、三味線、フレンチ、お茶会、などご興味あるものがありましたら、ぜひお気軽にご参加ください!
皆様にお会いできることを楽しみしております。


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