床と仕事
こんばんは。
オープンまで順調に来ていたはずが、ここにきてトラブル勃発です。
備忘録として残しておきたいのでnoteを使わせて頂きます。。。
当初は3月下旬に引き渡し、その後什器(棚など)を作成しこのGW前にオープン予定という流れでした。
賃貸でお借りするものの、新築なのである程度希望を聞いてもらえ、床は
クッションフロアやフローリングではなくコンクリ剥き出しを切望していました。
デメリットとして
・冬は寒々しい。(もちろん断熱材は入ります)
・硬い=疲れる
・多少の粉塵が出る
を聞いてました。
「わかりますよ、でもそれがいい」→「OK」→「工事完了」
が”多少の粉塵”ではないだろうと。
”多少”の定義はないのですが、毎日箒で履いても履いても出てくるコンクリの粉。
目に見えない細かい粉が空中を浮遊し、什器は真っ白になるほど。
中で什器を作成する大工さんの髪もガッチガチに。
いくら手仕事とは言え床面デコボコガッタガタ。最大で1.5cmの高低差があると。
流石にこれはおかしいと大工さんにも言われ、オーナーに申告。
その場に建物の施工業者も同席しましたが
・箒で履くから出る
・掃除機で吸ってくれ
・そのうち落ち着く
・そんなに出たらコンクリートがなくなっちゃう。それはあり得ない。
全く落ち着かない。
出続ける粉塵。
店と外の出入りをするたびに駐車場も真っ白。
困ったなと。
これは直接施工した会社に聞くしかないと思い突撃。
「なんでかね〜、今までこんなことなかったのにね〜」と他人事。
なんとかしてくれないとオープン出来ないと伝え
「わかった、粉塵抑えるやつがあるからそれを取り寄せて施工する」
施工した結果、どこかの古い工場か、タイルカーペット剥がした接着剤の
跡みたいな床へ変身。
オーナーも同席のもと施工し、何度も「責任持ってやる」「黒いところは透明になる」と言ったため全員黙って見守ってましたが、まあ適当な仕事だという
ことはど素人の僕でもわかるレベル。
粉塵を抑えるというその一斗缶だけなく、後から錆びた缶の得体の知れない液体を
継ぎ足し継ぎ足し。養生もせずにスタートするから巾木に普通に溶剤付けるし。
掃除機は途中から一部だけかけて、はい終わり。
案の定黒い箇所は黒いまま。
なぜかラッカー(薄め液)を途中で使うからシンナーの匂いがひどい。
足跡あり、ローラー跡も多数。DIY以下と言われました。
どうすんだ、これ。。。
わからないのは、
”めんどくさい”からこういう仕事なのか?
”単にこういうもの”で彼らにとっては普通の仕事なのか?
できるのにやらないのか、そもそもできないのかの判断ができないのです。
後者だとしたら、最初から言ってくれればできる職人さんに代わってもらいます。
前者だとしたらお金をもらうという資格はないと思います。
今回什器を作成してくれている大工さんは本当の職人さんです。
パッと見て気がつかないレベルの事でも拘って取り組んで頂き、出来上がる
什器は美しく、木の肌触りが別格です。
床を作業した方と比較することは色々な意味でおかしいのですが、
同じ職人さんとは思えませんでした。
「やればいい」「やりさえすればいい」
仕事として信頼を失うような方向になっていることに気がついて
いないとは思いますが、少なくとも専門職で年配者なのに
こんなに失望したのは初ですね。
さあ、どうしようかなwww
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