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乗鞍とか上高地とか走り回ってきました! 旅行記vol.8

 お久しぶりです。平日は学校と課題とバイト。休日(?)はチャリとバイトで執筆の時間が取れず、更新が非常に遅れています。別にモチベか低下したわけじゃない…と思いたいです。

 実は私は乗鞍高原で不定期に住み込みバイトをしており、このGW(何日前だよ)に長野から自走でバ先に出勤したのでそれと、バイトの休憩時間に友人とサイクリングをしてきたことを旅行記にします。是非読んでください。いいね、感想、非常に喜びます。

 
 
 なんか特定されかねない情報どんどんばらまいている気がするなぁ…。

本編

バ先に長野から自走。乗鞍ナイトライド。

 
 前述した通り、私は乗鞍でバイトをしている。GWにお客さんが増えるため、バイトの打診をされたので行くことにした。
 私は大学の授業日程が神なので、今年のGWは10連休だった。前半は地元の友人たちとご飯を食べるために帰省、後半はバイトという予定だった。
 残念ながら友人たちとの食事は1人の予定が合わなくなり中止。ちくせう。GW前半は実家で虚無時間をすごした。というのは嘘でその代わりに両親と鎌倉に遊びに行った。これは気が向いたら旅行記にしよう。

 さて、実家から帰ってきたのは5/2の午前の新幹線。バイトは翌朝9時から。本来なら翌日の始発に出れば間に合うのだが今回は自転車で自走。バ先の方が優しいので前日入りを許可してくれた。

 家に帰り、家の掃除ややることを終わらせ、準備をしたらいざ出発。現在15時20分。うん、到着は真夜中だなぁ。

本当に重い、同じ重いなら愛が重い彼女が欲しい。

 バイトは5/3~5/7の4泊5日。それなりに荷物がいるのでリアキャリアにWパニア。まじで重い!!!!

 とはいえまず長野から松本に向かう国道19号はかなり順調に進んだ。30km/h弱巡行できていたのはかなり良いペースだった。
 一旦山清路で休憩。現在17時00分。スマホを見るとLINEにメッセージが。見ると今回一緒に仕事をする同じサークルの友人2人もこの日中に自走で向かうそうだ。彼らは松本住みであるが、この日はサークルの企画で甲府のイオンにあるミスドの食べ放題ランに行っているそう。行きは自走、松本への帰りは電車と話す。今は電車の中で松本駅に19時過ぎに着くらしい。そのため一緒に向かおうということになった。時間的には余裕なのでショートカットして乗鞍に向かわず一旦松本駅に集合することにした。

 さて、再スタートしようと思って漕ぎ始めるととても体が重い。休憩する際座り込んでいたのが良くなかったのか一気に疲労が来た感じ。ここまでのペースが嘘かのように20㎞/h程度で進む。結局自宅から3時間以上かかって松本駅に到着。この疲労なのに今ここがスタート地点ってマジ?

 補給食を食べつつ駅前のベンチで待っているとミスドにいっていたサークルの仲間たちが帰ってきた。聞いていたよりも人数が少なく話を聞くと一部の人間は自走で帰ってくるそうだ。鉄人か?

 彼らの輪行解除が終わり、1人が家に荷物を回収しに行ってから出発したいと言う。そのため、ついでに大学の部室に探し物をすることにした。(探し物は見つかり、この発見は私の命を救ったと言っても過言ではない。訂正、過言である。)

 結局再スタートしたのは20時過ぎ。


 イカレたメンバーを紹介するぜ!
 激重カスタムのクロモリグラベルで文字通りどこにでも行く系男子、T君!
 おとなしそうに見えて、今春一人で1000㎞超の長期サイクリングをしたSさん!
 貧脚のワイ、山椒魚!

最後尾マン

 ちなみにSさんがめちゃくちゃゆっくり行こうと言ったのでマジでゆっくり、平坦だけど20km/h以下。なお、言われなくても全員そのつもりだった。

 スタートから15km、約1時間かけて乗鞍方面最後のコンビニ、新島々駅近くのセブンに到着。ここで夕食や補給食を購入。
 ぶっちゃけこのまま新島々駅の前でシュラフ輪行袋で寝て過ごして明日の始発バスで登りたい。
 30分程度休憩したら再スタート。というかここからが本番、完全なナイトライドだ。

 ヒィヒィ言いながら漕いでいる横をかなり多くの車が行き交う。本当に多くの車が通るので驚いた。獣が怖かったが、この車通りなら少し安心だ。
 加えて車の明かりでずっと照らされているので、充電を節約するためにフロントライトを1つ暗くした。以前のナイトライドの経験を活かし、今回私が最後尾なのでリアライトをパニアとヘルメットの上下2カ所に装着して追突防止を万全にした。

 翌日の仕事に疲労を残さぬため、休憩を何度か挟むことにした。まずは道中で道の駅風穴の里で休憩。キャンピングカーやSUV、ミニバンが止まっており多分車中泊をしているのだろう。

 トイレに行き、軽く水分補給したらリスタート。ここからは前川渡(乗鞍方面分岐)までトンネルが増える。

 ゴリゴリ踏みつつ、進むと少し下りに入る。俺が必死に獲得した標高返せよぉぉぉぉぉぉ!!!!

 前川渡に到着。曲がった先にあるトイレの前で休憩。ここから先は本当にしんどくなるので十分な補給を行う。あれだけ沢山の交通量があったのに乗鞍方面に来る車は少ない。夜というのもあるだろうが、恐らく多くは長野方面と北陸、高山地域を行き来する車両が安房越えをしたりしてきたのだろう。

 ここからが本番だ(n回目)。
 天丼ネタになってしまっているが仕方がないのだ。ここから先、一気に交通量は減り、さらに勾配は厳しくなる。
 なんと言えば良いのだろうか。ここから先の乗鞍は過疎講義を開講しているのにゲロクソ難しいテストを貸してくる教授とでも例えるとしよう。
 
 しかしそんな乗鞍教授の講義は過疎っているせいで不安ではあるがお互いの声がよく聞こえて楽しいのだ。

 小大野川トンネルとかいうわけ分からない名前のトンネルなどを越えると本格的に10%前後の勾配に差し掛かる。

 途中でほとんど押して歩いているのと変わらない速度になったので、急勾配だがショートカットになっている道を選択。

 車の心配も無いので横に広がって歩く。Tくんに私のフロントライトが明るすぎて車が来てるのかと思うと言われたので試しに持っているライト全て消してみたところ本当に何も見えない。暗すぎて普通に怖かったのですぐにライトを点けなおした。

 雑談としてふと、今年の夏休みに北海道1周をやりたいという話をするとSさんもやりたいと話す。ただお互いの共通認識として「「ヒグマ怖えぇー…」」。正直やるかはまだ分からない。

 その後Tくんがこっちの方が近くて楽だと言うのでそちらの道に向かう。
 結局最後に下ったため無駄に登ったことが自明になり顰蹙を買った。

自分のチャリが一番見えにくいところにあるのアホだね

 そしてAM1:00到着!!!長かった。
 ナイトライドはとっても楽しいけど、明日の朝からバイトと考えると気が重い。今日じゃねとか黙っとけ。寝るまでが今日だろ。
 

休憩上高地(未達)

 5月5日。この日は午前の仕事が13時に終わり、午後の仕事が18時からだと言われた。明日から天気が悪くなる。今回せっかく自転車を持って(乗って?)来たんだから乗りに行かないと!
 乗鞍で自転車に乗るために自転車で来たのに、せっかく自転車持ってきたのだから自転車に乗らないと!とはもはや手段と目的が逆転してしまっている。
 
 そして昼飯を食べ終わったらすぐに出発!Tくんと行くことになったが彼は鉄人。グラベルバイクでどんなグラベルマウンテンに挑み、超重量級装備で日本縦断を半分完了させ、彼が進めば地は割れ、空は切り裂かれ、来た足跡は地獄と化す。
 後半は嘘だが彼は自分からすればすごい人。

 そんな彼は私よりも夕方の出勤時間が30分早い。汗臭い状態でお客さんの前には出られないので、シャワーを浴びるためには3時間半程度で帰ってこなければならない。と、彼は登りの序盤からかっ飛ばしていく。キレそう。

 よく見てみるとハンドルに着けているStravaの速度計がかなりズレている。自分のサイコンよりも5キロ程度遅い。指摘すると少しペースを落としてくれた。(助かった)

とはいえ朝6時半から仕事をした後だ。それなりにつかれている。Tくんは疲労という概念が無いっぽい。

しばらくすると先の方にトンネルが見えてくる。蛭窪隧道という今走っている乗鞍上高地林道で唯一のトンネルだ。

暗すぎ

 トンネルを抜けたらR158との合流まで長い長い下り。タイヤの太さの差か、Tくんのカーブ侵入速度が心なしか速く思える。

 白骨温泉を過ぎるとロックシェッドの中を急勾配で駆け降りる。

 あっという間にR158に合流。そしてうって変わってまた登り。もう登りはいやだぁ!

 ビュンビュン車が通りすぎる横をのろのろと進む。幅が狭くて私たちを追い抜けないバスに譲って、ありがとうございますと感謝されたのは驚きだった。アルピコ交通これからも推します。

 左手に未成橋脚が見えてすぐの信号を曲がるとすぐにトンネルに入る。およそ現代に作られたとは思えない急こう配のトンネルは釜トンネル。道路好きの間では釜トンという愛称で呼ばれてる長く、凄まじい歴史を持ったトンネルだ。

 釜トンを走っていると突然けたたましい音が。緊急地震速報だ。能登の方で地震があったらしい。さすがに驚いた。

 急こう配のトンネルを走りぬけ、しばらく走り到着したのは大正池。

初上高地(大正池止まり)

 滞在時間はわずか10分。急いで帰らねば午後のバイトに遅れてしまう。1通り写真を撮って、休憩したら即出発。

 釜トンを駆け降り、元の道で帰る。白骨温泉のあほみたいなキツイロックシェッドを越えて帰る。
 途中Tとはジャンケンをしたがまさかの2勝。財布持ってないのにジャンを持ちかけるからこうなるんじゃ!


 今回の旅はこんな感じ。書くモチベが無かったわけでは無いが、忘れていたというか…。
 次回の予定は未定。チャリには乗っていても旅行記に書くいい感じのことが無いのでひとまず考えよう。

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