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日本は慰安婦像のおかげで韓国との関係をなくすことができた【2019年特選記事】

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黒井:誰もが言わずに控えていた一言を毎日新聞が発することになるとはな。ソウルの"日本大使館前"に設置されている慰安婦像だが、よく知られる通りすでにそこには日本大使館はなく跡地だけが虚しく残されている。毎週水曜日には欠かさずここで慰安婦支援団体がデモを行なっているが、一体誰に向かって訴えかけているのかさえ分からない状態になりつつあるわけだ。毎日新聞の外信部長よ、それを言っちゃあおしまいよ。

ソウルの少女像は日本大使館の前に建っているのか
11/11(月) 10:00配信 毎日新聞

 「日本の不当な経済制裁を撤回させなければなりません!」「日本は真の謝罪をし、反省しろ!」

 2019年8月14日正午すぎ。慰安婦を象徴する少女像の建つソウルの「日本大使館前」には、日本批判の大きな声が響いていた。だが、集会を見る私はむなしさを感じていた。

 熱気がなかったわけではない。ざっと数えると参加者は1500人ほどにはなりそうだ。安倍晋三首相を批判する「NO安倍」というTシャツを着た人たちの姿も目立った。この日は韓国で国の記念日に指定されてから2回目となる「慰安婦の日」であり、毎週水曜日に行われる「水曜集会」の1400回目という節目でもあった。
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 だが、もはやそこに日本大使館はない。建て替えのため4年前に取り壊され、すぐ裏のビル内に引っ越してしまったのだ。2020年には地上6階地下3階の新大使館が完工する予定だったけれど、実際には着工すらされないまま時がすぎ、日本政府が地元自治体から取得した建築許可は期限切れとなった。いま少女像が向き合っているのは、背の高い工事用フェンスに囲われた空き地。大使館の入るビルは敷地の裏なので少女像の視線の先に「ある」と言えないこともないのだが、ビルの入り口は反対側だ。少女像との位置関係だと、背を向けていることになる。しかも大使館が入るのは8階から11階なので、集会や少女像は下方に小さく見えるだけだ。

 日本政府は適切な時期に大使館を建設する考えに変化はないと繰り返すものの、現実には放置している。少女像の存在がネックとなっていることは公然の秘密で、近い将来に大使館がここへ戻ってくると考える関係者はいない。少女像が姿を消すことなど、想像しがたいからだ。在韓大使館での勤務経験のある日本の外交官からは、在韓米軍司令部跡地への移転話がある米国大使館を引き合いに「新しい米国大使館の横に建てさせてもらえばいい。日米同盟なんだから」という冗談すら聞かれる。

 私が2回目のソウル勤務を終えて帰国したのは取り壊しの直前だったので、工事用フェンスの前での集会を見たのは初めてだった。大使館の建物がなくなっているのは知っていたが、いざ現場に立ち会ってみると違和感を覚えざるをえなかった。

 こうなってくると、ここをいつまで「日本大使館前」と呼ぶべきかという疑問が出てくる。「日本大使館の前に建てた」という行為には大きな意味があるのだが、もはやそこに日本大使館は存在しない。そうした迷いが冒頭などに使った「日本大使館前」というカギカッコ付きの表記だ。毎日新聞では「日本大使館敷地前」と書くようになってきたし、韓国メディアもいつしか「旧日本大使館前」と呼ぶようになってきた。
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https://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191030/pol/00m/010/002000c
※黒井注:この記事は2019年11月11日に投稿された記事だ。本家News U.S.で最も多く読まれた記事をいくつか抜粋して再編集し、特選記事として再掲することにしている。

日本大使館跡地前でデモをする韓国市民団体

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