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夫のケーキを買う、食べる

昨日、次男ショウと感情をぶつけあったため、どっと疲れてしまった今日。
全ての原因は私にある、それは事実だ。
感情を溜め込んでしまう、そして落ち込む。
どんどん、暗い方へいく。
そして、爆発する。

いいとこないじゃん、私。
でもそれが私である、しょうがない。

しかし、同じ轍は踏まない、もうそんな体力がないから。
「プライドが高い」とショウに言われた。
昔、誰かに同じことを言われた記憶がある。
誰かも忘れたが。

私にプライドがあるとは思えないが、あるのか?
息子が言うくらいだから、あって、しかも高いのだろう。
本人は気がついていない。

ただ、人に弱音を見せることは嫌いだ。
愚痴とか言ってる人を見ると、よく言えるなぁと感心さえする。
私は愚痴は言わない、言いたくない。
言っても何にも産まないし、生産性がないと、思うから。

それよりも打開策を考えたい。
その方向に思考をシフトする。
だから、弱音は吐かない。けれど、弱音は消えてはいない。
だから、溜まるのだ。
めんどくさい。
本当にめんどくさい。

しかし、弱音を吐きたくないのだから、しょうがない。
そもそも、弱音吐いてるし、めんどくさいとか、疲れたとか、やりたくないとか、結構言ってるつもりだけれどな。

そもそも一人暮らしだから、誰に言うんだ??
言う人いないじゃん。
ってか、顔を見るたびに愚痴を言われてうれしいのかなと考えてしまう。
だから、明るくしているのだ。
それがプライドが高いと言われることなのかな。

よくわからん。
が、溜まったものがどんどん暗い方へシフトしていくのは感じている。

大きな責任を負う時や、プレッシャーのかかる時、全てを投げ出したくなる。
逃げたくなる。
展開を先の先まで考える癖があるせいで、先を見通してめんどくさくなる。
だから、いつも「めんどくさ」って言葉が出る。

究極の弱音ではないのか、これは。
もう少し、この辺はじっくり考えてみることにする。

そう、今日は夫の誕生日なのだ。
タイトルに書いたことを書きたいのだ。

ケーキを買って、仏壇に供えた。
美味しいと評判のお高いケーキ屋さんに行ってきた。
一つだけ買って、仏壇に向かって、ハッピーバースデーを2回歌った。
きっと喜んでいるだろう。

そして、夕食後に私が食べた。
美味しかった、さすがの味だった。
いろんな味がする、これは真似できない味だ。

去年のこの日、お気に入りのケーキ屋さんが休みで、買えなかったことを思い出した。
訪問看護師のHさんがホールケーキを持ってきてくれて、ことなきを得たんだ。

1年経ったのに、私はプライドが高いとか言われている。
うーん、全くなぁ。
来年の今日は、弱音を見せられる人になっていよう。
そして、仲間を作れていたい。

夫よ、どうか願いを叶えてください。
ケーキのお礼によろしくね。

新堂きりこ


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