3Dプリンターでローストビーフを作る
3Dプリンターは樹脂で造形する装置?
はて......?何のことやら....?
3Dプリンターで料理もできるけど?
準備するもの
・ヒートベッド付きの3Dプリンター
・デカい肉(赤身)
・スパイスなど(今回はマキシマムを使用)
・油(ごま油/オリーブオイルなど)
・ジップロックなど密封できる袋
・非接触温度計
お肉の準備
デカい肉にスパイスをいっぱい振りかける。今回はマキシマムというスパイス一本でやりましたが、塩コショウにニンニクにオイスターソースとかお酒とか、適当にやってみてください。
肉は筋が少ない方が良いと思います。今回は500gぐらいですが、ベッドの大きさに合わせて2kgとかでもいいと思います。デカい方が旨いです。
全部の面にスパイスを叩きつけろ!
肉を密封できる袋に入れて、油もやや多めに入れましょう。
油にお肉が漬かる形になるので熱が全体に入りやすくなります。
空気を抜きつつジップをしっかりと閉めます。液漏れしてないかよく確認しましょう。
火入れ
3Dプリンターのヒートベッドは付属のコントローラーで1度単位で温度設定ができます。必要なら別途PCやラズパイと接続すれば0.1℃単位でコントロールすることが可能です。
中央に肉を置いて
タッチパネルから温度を設定します。
65℃とか70℃ぐらいですかね。プリンターによってお肉へのに熱の入り方が違うので、調子を見ながら温度は変更しましょう。
出来ればお肉の上に保温シートやアルミ箔をかぶせるとアルミ箔が熱線を反射しますので全体から均一に温まりやすくなります。
たまにベッドやお肉の下側や上側や側面の温度を測りましょう。大体平均すると中心部分の温度が類推できると思います。
途中でお肉をひっくり返しても全体から熱を入れてやりましょう。
中まで火を通しておかないと食中毒になったりするので、この辺りは注意しましょう。
温度によりますが、なんだかんだで最低1時間ぐらいはかかると思います。
※火入れが足りないなと思ったらもう一回加熱しましょう。「生っぽいけど頑張って食べる」なんてことはしないように!
表面を焦がす
最後に表面をこんがりさせると焦げ味がついてうまいので、フライパンで両面を30秒ぐらいだけ焼きます。
出来上がり!
斜めに薄く切ったら出来上がり!
袋の中の汁を煮詰めてソースを作ってもいいし、マスタードを付けてもいいですね。
ローストポーク版
チキン
ビーフ2回目
お腹を壊さないように気を付けて!自己責任でがんばってね!
お役に立ちましたら、お肉代をサポートしていただけると幸いです。
記:はるかぜポポポ 2021/4/3
記事をサポートしていただくと、一層のやる気と遊び心を発揮して新しい記事をすぐに書いたり、3Dプリントを購入してレビューしたりしちゃうかもしれません。