見出し画像

フィラメントドライヤーまとめ #フィラメント乾燥促進委員会

FFF/FDM 3Dプリンターで大事なことの一つはフィラメントの防湿と乾燥です。
PLAもPETGもABSもナイロンも空気中の水分を吸収して印刷時に悪さをします。そして吸湿した状態が長く続くと樹脂の分子が変質していく場合もあります。
印刷前に乾燥!
印刷後に乾燥して除湿剤を入れてパッキング!

フィラメントドライヤーを購入する際の手助けになれば幸いです。

Polymaker PolyBox

乾燥機能は特にない、防湿ボックスという感じの製品です。
温度を上げないと素早く樹脂から水分を抜くのは難しいので防湿をベースに考えた方がいいでしょう。
大き目の乾燥剤を入れるなどして使いましょう。
値段は1万5千円ぐらいです。
大きなフィラメントや1kgのフィラメントを2本入れることも可能です。

eSun eBox

値段は一万円ちょいぐらいですね

Sunlu FilaDryer S1

お値段8000円ぐらいで買えると思います。
持っていますが、安いし使いやすい感じです。
送風機能はありません。

Creality Filament Dry Box

温度は60℃で固定
時間設定はOFF/2/3/8/常時
お値段は$85.99です。

画像3

EYBOS CYCLOPES

価格は$129.99です。
1kgのフィラメント2本、あるいは3kgのフィラメント1本が設置可能で大物造形をする方にも向いています。
PolymakerのPolyBoxより圧倒的におすすめです。
最高到達温度が70度で高めでナイロンなどの吸湿性が高いフィラメントもOKとなっています。
下側の黒い部分にファンとPTCヒーターがあり送風もされます。

画像4


日本まで送料無料みたいです。

画像6

PrintDry

結構有名な話ですが MA-670 というフードドライヤーにケースをかぶせたものです。
もう買えるところは殆どないかな?

画像2

PrintDry Filament Dryer 2.0

178ドルですが国内ではOEM品が3万円や4万円で売られていたりするので騙されないようにしましょう。
国内に正規の代理店が無いので買う意味はないです。

スペック
・Max48時間の内蔵タイマー&デジタル表示
・温度プリセット 35度/45度/55度/65度/75度
・外径300mm(2〜5kg)のフィラメントリールもOK

画像1

https://www.printdry.com/product/printdry-filament-dryer-pro

Tiertime Filament Dryer PRO

PrintDry Filament Dryer 2.0と同じです。
定価424600円


自作する

この記事を読んでいる人の多くはDIY精神にあふれていると思います。
フードドライヤーやドライフルーツメイカーの中敷きを加工して作ってみるのも良いでしょう。
お安くできます。


記:はるかぜポポポ  2021/5/1










記事をサポートしていただくと、一層のやる気と遊び心を発揮して新しい記事をすぐに書いたり、3Dプリントを購入してレビューしたりしちゃうかもしれません。