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赤も黄色も続々とムショ入り、徹底的な薬物&武器摘発

 定期購読の同マガジン『間違いだらけの解説 タイ暴動「真実の現場」』も、2006年の話から始まり、現在2014年のトピックが続いています。現軍政がクーデターを引き起こしたのも同年です。軍政自体が政情不安の象徴といえますが、同マガジンで取り上げるような国民と治安当局が繰り広げる衝突や暴動は何とか收まっています。定期購読も今月末で終了、以降は(これまでの定期購読期間の総額を見込んだ)買い取り型の有料マガジンに移行する予定です。継続課金停止後も購読読者の方は閲覧が可能ですが、必要に応じて内容を保存してください。引き続き、ご愛読よろしくお願い申し上げます。

 クーデターによって軍政が発足、中立を保つため、少なくともそう見せるため、これまで政情不安を煽ってきた赤も黄色もリーダー格をテロ容疑でどんどん取り調べ、有罪に持ち込んでいった。赤シャツ・リーダーナタウットなど、インラク政権のときにはお駄賃として副商務相の席をもらってその気になっていたが、軍政後さっさとムショ入り。もう1人のリーダーであるチャトゥポンもしかり、収監されて一時は保釈されたものの、しばらくして政権批判など保釈条件に違反したとして逆戻りしている。

2010年の赤シャツ暴動で陸軍による強制排除を受ける直前の諦め顔のチャトゥポン

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