クーデターへの道筋をつけたデモ
ステープが展開するデモはダラダラと続いた。幹線道路を封鎖し、迂回する車が周辺を渋滞に陥れ、都民はどこに行くにも時間を浪費し、ときには身の危険を感じながら外を歩くという、過去10年にもわたって続く無秩序。行政など存在しないかのごとく、国民の存在を無視した一部の実力者の好き勝手な言動がまかりとおっていた。
気に食わなければ銃を持ち出す国民。ステープの集会、ここでは分かりやすく黄色と呼んでいるが、その黄色のやりたい放題を黙って見ていられず、関係ないのに銃を持ち出して攻撃してくる赤シャツ。黄色は突然の攻撃にほうほうの体で逃げ出すと思いきや、隠し持っていた銃ですばやく反撃。慌てて退散したのは赤の方だった。
ナクトウェイが負傷したデモ現場。決して大きな騒ぎでないデモだった。
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