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朝早くてツバメしかいなかった関宿

2023年4月20日

 午後のアポまで半日の時間があった早朝、思いついて東海道五十三次の47番目の宿場町である関宿に行ってみた。鈍行を2回乗り継がなければならず面倒だったものの、どうせ時間はあるしと気を取り直して列車に乗ってみる。大阪駅からは草津駅までは通勤列車、乗り継いで柘植駅までは2両列車、再び乗り継いだ列車は1両のワンマンカーと、着いた先はずいぶんと鄙びた雰囲気だった。乗車時間はざっと2時間。
 朝9時に着いてしまい、関宿の目抜き通りは誰も歩いておらず、両わきの店もほとんど閉まっていた。鳥がピュンピュン飛んでいるのが目につく。どう見てもツバメだが、何だか色鮮やか。その日の夜にネットで調べてみたら、色の付いたツバメは何種類もいるらしい。この歳になっても、ツバメは白黒だけだと思っていた。写真に撮った種類の名前は、ちょっと探しただけなので見つからなかった。
 結局、どこの店に入ることもなく、1時間ほど歩いただけ。駅までは数分で、やはり人けはなかったが、駅前の道路の交通量はそこそこあった。

関宿に来たら誰でも撮るであろう、眺関亭からの景色。人はいないが、ツバメは写り込んでいる。

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