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現代自とアップルが自動運転車で協業?の話、その後 -- 現代自も起亜も株価上昇って安易すぎませんか?

現代自とアップル協業?

アップルが自動運転と電気自動車開発のために現代自と協業の相談をしているのでは?という記事に、現代自が初期段階と協議の存在は認めたため、アップルカーの実現に韓国株式市場(主に個人投資家)が盛り上がっています。

ニュースが出た当初、いきなり株価が急騰したものの、何も話すことができないと言葉を濁している間に株価は下落。個人投資家は株価が下がると”お買い得”と感じるようで、アップルの秘密主義による箝口令で、実際には実現の可能性が高いと思っているんでしょうか。株価がまたまた上がってますね。

「アップルカー」期待感相変わらず... 現代車3人、一緒に上昇締め切り

当初、現代自でアップルと協業することを検討していたようですが、アップルの下請けとして現代自のブランドが隠れてしまうのを嫌ったようで、起亜で請け負うことを内部的に決定したのですね。現代自の高いブランドを下請けにする必要はない…とか言っているらしくてちょっと笑っちゃいましたが、その起亜も当然高騰。そうなると予想してましたけど、大丈夫?

「アップルカー」を決定したことはないのに... 起亜車株価は「高空行進」

第一、アップルがもし現代自と協業を正式に決定したとしても、現代自の内部決定のみの起亜起用をOKする保証とかなんもありませんよ?ダメだったら一気に株価落ちますよね。ま、期待値で買うのも株、実体で損をするのも株ですが。

証券業界では、アップルカー生産するかどうかではなく、自動車産業の展望を肯定的に評価する姿だ。グローバルITプレイヤーまで、自動車産業に進出しているだけ、今後の市場拡大の期待感が高まっているからだ。
イジェイルユージン投資証券研究員は「まだ確定された事案はありませんが、公示内容を見てみると、アップルだけでなく、多数の企業とも協力を議論していることが分かった」とし「つまり、自動車産業が全体的に拡張されると見ることができ、これはすぐに未来の車産業の市場規模は、今後ますます大きくなるという傍証だ」と説明した。

まぁ、エンジンがいきなり止まったり燃えだしたり、排ガス規制をクリアできなくて罰金くらったりする内燃機関車で踏ん張るよりも、電気自動車でならなんとかなるかも…って期待値で現代自や起亜の株を買う心理もわからなくもないですけどね。その前に、ブレーキが故障したら止まる方向に設計できるようになってから協業してほしいですけどね。

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