ラグビーが上手くなるという事

#ラグビーを止めるな2020

を様々な感想もふくめて見てます。今の子達は上手いな、レベル高いな、と言う評価をしている人達が多いですしそれはその通りだと思います。見栄えがいいプレーを中心にしているので当たり前な面がありますがスーパープレーの連続に感じます。この理由はあきらかで選手達は確実にでかくて速くなっているからですね。

サイズも一緒に書いてくれてるプレーヤーも多いので確認してもらえればいいですが、身長はそこまで伸びてる印象はありませんが、体重は明らかに増えてますよね?身長-体重が100を切ってる選手がほとんどになっています。その選手がきっちり走れているので非常に高いレベルの技術も含め見られますがそれはラグビー自体が上手くなってると言えるのでしょうか?

トレーニング理論が確立され各選手の身体能力の向上が見られるのはもちろんいい傾向です。向上により使える技術、戦術が増えていきゲームレベルも上がって行ってます。ただそれは全体に言えることで常に上には上がいますよね?ならなにによって差がつくのかって話ですよね?

1つは体の動かし方の問題。使い方の差とも言えます。まず理想的な体の動きを理解して頭の中に描く能力。よく選手のモノマネから始めようなんてのがありますが、この能力の訓練だろうなと思います。これはラグビーではなく野球の話にはなりますが、ピッチャーと言うのは非常に繊細な体の動きを必要とするポジションですよね?そのピッチャーが新しい変化球を覚えるのにまずやることはその変化球を投げてるピッチャーの研究をすることだそうです。

当然理想的な身体の使い方は人それぞれ違うしもともとの投球フォームも変わるので同じ様に投げれるわけではありませんが自分のフォームにそのメカニズムを組み込んで行く作業をするわけですね。この作業を続けていくことで自分の身体のことをより理解していくと同時に他の人間がどう身体を使っているのか?というのも見えてくるので観察力も身についてきます。微妙な変化や違和感に気付くと言うのは対人スポーツをやる上で非常に重要な要素です。映像では全てわかりませんが相手を見てプレーするのではなく反応だけでプレーしてる選手が多い印象です。反応でプレーすることも必要ですがそれだけでプレーしてしまうと怪我のリスク高くなります。

もちろん身体を思い通りに動かせることは怪我の予防にもつながりますし、なにより調子を崩した時に戻す指針にもなります。自分の理想を持ってるとそこから何がズレているのか等がわかりやすくなりますね。失敗の原因もわかりやすくなるので修正がしやすいです。

これが重要で怪我なくコンスタントに安定したプレーを続けること。これがラグビーが上手いとは別ですがラグビーが上手くなるための最大のコツとも言えるでしょう。動画で見るように切り取れば素晴らしいプレーを出来る選手は増えています。ただ安定してそのプレーが出来るかと言うのは話が変わってくるんじゃないでしょうか?ただ動画のようなプレーが出来ると言う事はそのポテンシャルは既に皆さんには存在してると言う事ですね。

この前提ができるとラグビーは上手くなってきます。ここで本題のラグビーがうまいとはなにかにつながってきます。ずばり言いましょう

ビジョンを持ってプレーすること

これにつきるかな?と思います。実際世界のトップ選手達は思いもよらない発想でプレーしますが、なぜその発想が生まれるかと言うと

相手を見てしっかり認知行動をしている。そして意思と意図を持ってプレーしている。

このことが一番の差になってるかなと思います。意思決定をしてるかにも繋がってきますね。実際動画のプレーほとんどが能力の高さはわかるもののプレービジョンによるもではなくその場で反応した結果のプレーに見えます。もちろんプレーの意図は説明出来ると思いますが全体のビジョンよりもその場の判断を優先した結果のプレーなんだろうなと感じます。

ただそういったプレーを増やすためにはしっかりとした基準を持ったレベルの近いチームと試合をしていくことが必要になります。そのために必要なのが前回の記事でも書いた育成ですね。

その環境を作ることで選手達のビジョンはより成長することになります。実際俺自身は小学生卒業してからすぐに大人達ともプレー出来る環境があるチームに入りました。身体能力はダントツで一番下。そんな中でプレーするのは実際嫌なことも多かったです。パスは届かない。軽く当たられただけで飛ばされる。それでもやって慣れていく中で通用するものも出てきます。そしてゲームとしてやる中で貢献することに上下はないことに気付いてきました。

相手が触れない位置でボールをもらって二人以上の人間を動かす。

ゲームのテンポを作って相手がセットする前にアタックを仕掛ける。

具体的に言えば俺の場合はポジションもあったのでこの2つのことを中心にやっていましたがそれでなんとか出来るようになった部分はあります。その後は体の成長とともに様々なことが出来るようになっていきますが根本的にその時の経験が大きいなと思います。

ほとんどの上手い選手と呼ばれる人達は身体能力的に優れてボールを持てば走れてと言う経験を積んでると思います。実際動画もそのようなものが多い様に感じます。15分の1としての身体能力が高いと言うのは非常に大きな才能でトップレベルで活躍する選手はほとんど持ち合わせているでしょう。その能力がないと活躍出来ないのは事実です。ただその能力を活かしきれない選手が多いのも事実です。それが環境の問題かなと思います。

貴方はどんなプレーヤーだと自分で思いますか?そしてこれから先どんな経験が必要になってくるでしょうか?その為に必要な環境はなんでしょうか?一人一人違うものですがわざわざ個人の為に用意されるものではもちろんありません。100人以上の部活の中で身に着く人間もいれば、人数ギリギリのチームで開花する人間もいると思います。

なかなか練習が出来ない日々が続いていましたがなんとなくではありますが終息が見えてきたように感じます。これから更に未来を選択していかないといけません。今年度の大会がどうなるかわからない中で今回のラグビーを止めるなで道を開いた選手もいるでしょうしまだまだ困ってる選手もいるでしょう。そんな選手達のヒントに少しでもなればいいなと思います。この記事で全て上手く説明しきれてはないと思いますが(笑)

また相談等あれば気楽にしてみてくれてもいいかなと思います。もちろん身の回りの方に相談するのが一番です。けどなかなか相談しにくいことやどう相談すればいいかわからないとかもあると思うのでそんな事もよかったらどうぞ。

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