2019年ワールドカップから現在までのラグビー選手ベスト15 前編

今回は現在をラグビーワールドカップからの約一年間としてベスト15を書いて行こうと思います。ポジション関係なくトップ10は結構データ調べたりしながら考えたんですがしっくりくるランキングがなかなか思いつかなかったので。
今回は23番まで選んでいきます。なので各ポジション次点含めて紹介していきます。基本はラグビーパスのデータと主観を合わせたランキングです。ラグビーパスのデータはゲームレベルや出場時間があまり考慮されないのであのデータだけで見ると判断は難しいんですが、全体を見た時に出場時間が確保されてる選手で同じリーグレベルにいる選手との比較で勝利に貢献した選手は非常にわかりやすくなってますのでそういった面を考慮した結果になってます。
またスコアが伸びてる選手を評価高くしてるので多少未来的な思考も入ったランキングになってると思います。

左プロップ

YouTube見てくれてる方はわかってるでしょうが、ここはマコ・ブニボラがダントツでしょう。スピード、スキル、タックル、ゲームコントロール能力はフロントローの選手では世界でトップで間違いないでしょう。派手なプレーに注目されるような気もしますが、タックル成功率も抜群に良いです。日本の選手でわかりやすく例えるなら稲垣と堀江の良いところを足してスピードとパワーをちょっと増やした選手と言えばわかりやすいでしょうか?
次点には南アのキッツォフをいれておきます。スクラムの安定度が世界トップ選手なのでブニボラの安定感の無さを考えると入れておきたい。
他にヒーリームーディーといった選手が候補に上がります。特にヒーリーはバランスならトップ選手でキッツォフより高い評価を与えてもいいかもしれなません。特にワールドカップ以降で考えるならヨーロッパはシックスネイションズもあったのでそこでの評価も含めると、高めになってしまう部分もありますね。

フッカー

ここも同じイングランドからジェイミー・ジョージを。トータルバランスやワークレートで考えると現在この選手を上回る選手はいないんじゃないかなと。実際オールブラックスとの試合で出た差はこの1番と2番の貢献度も大きいんじゃないかなと思っています。
次点フィールドプレーで大きな貢献をしたマルコム・マークスを。セットプレーが大きな指標になるポジションであまりいいスコアを出せないながらも他のスコアで巻き返せるポテンシャルを評価しました。
コールズ、テイラーのオールブラックスの二人とムボナンビが候補でしょうか。この三人も二人と変わらない実力はありますがそれぞれジョージに比べると穴はあるかなと。コールズは怪我、テイラーは総合力は高いもののジョージと比べると一枚落ちるかな?と。ムボナンビも安定感はあるけどこのメンバーの中ではアタックでの爆発力はちょっと物足りないかなと感じました。

右プロップ

ここはタイラー・ファーロングでしょうか。またYouTubeで選んだライオンズメンバーになってしまいましたが、セットプレーの安定感やフィールドプレーの理解度やワークレートを考えるとこの選手になるかなと思います。
次点ではクラブレベルで高い評価なのがチャーリー・ファウムニアですね。スクラム等セットプレーでそこまで評価を与えれるかはわかりませんがトライアシスト等フィールドプレーで貢献できるタイプの選手ですね。
代表戦も含めるとアラン・アラアラトゥアがフィールドプレーの貢献度が高いですね。より広範囲での貢献や仕事をするという面、特に中盤のエリアでのミッドフィールドでも仕事するタイトヘッドプロップは彼くらいかもしれません。
ゴール前でのアタックのセンスならファウムニア、フィールド全体の貢献ならアラアラトゥアといった感じでしょうか?更にスクラムならファウムニア、ラインアウトならアラアラトゥアといったデータもあります。ラインアウトは直接的なジャンパーではないので言い切れませんがアラアラトゥアがいるとスムーズに回ったりとあるのかもしれません。
他にはラウララも身体能力的には素晴らしいものがあるので候補には入れたいですね。

ロック

ここは先に候補の名前を4人上げてからそれぞれを見ていきたいかなと思います。R・G・スナイマン、エベン・エツベス、ジェームス・ライアン、マロ・イトジェ。この4人が候補になるかなと思います。
ホワイトロック、レタリックのオールブラックスコンビももちろん優秀ですがこの4人の方がより現代的なラグビープレーヤーとして活躍してると言うスタッツ上の評価を優先しました。
その中で全ての面で高いスコアを出してるのがエツベスでほぼ弱点のない現代ロックのモデル選手と言えるでしょうか。トゥーロンと結んだ契約を見ても世界のトップ選手の一人として評価されてるのがわかる契約でしょうし、スプリングボクスでもキャプテンとしてもプレーする可能性も高いですね。
ホンダでもプレーするスナイマンはこの1年くらいの調子が良いと表現していいのかあれだけデカい身体がそんなに動くのってくらいにキレキレ状態で、彼の調子の良さでワールドカップもボクスのリザーブにFWを6枚にする戦略をとった面はあると思いますね。スタッツなら世界でトップクラスの数字をたたき出していますし、今日本でプレーしてる事をもっと注目してもらいたい選手かなとも思います。ただ他の選手達よりはプレーの幅やインテリジェンスと言った面で多少劣るようには見えますね。
エツベスと並んで現代のロックに必要なものを全て持ってる選手としてはライアンでライオンズのスキッパー候補に名前も挙がってましたね。彼もサイズ含めたトータルバランスが非常に高くアイルランド人らしい粘り強さも持ち合わせたタイプで、エツベスよりもボールを持った貢献という意味では劣るもののそれ以外ではエツベスを上回るワークレートです。特にタックル成功率が高いのでチームに大きな安定感を与える事ができるでしょう。
イトジェは少しタイプが違ってクラブではフランカーとしてもプレーすることも多い選手ですね。ある意味では最も現代に適応したFW選手とも言えますね。身長はこの中ではあまり高くないもののラインアウトでも、抜群のバネを活かしたジャンプと手の長さで彼らに劣らない貢献を見せてくれます。そしてやはりバックローとしてもトップクラスのプレーで活躍できるタックル、ジャッカルと言ったプレーはもちろんですが、なによりもアタックでの嗅覚みたいなものがずば抜けていてそこ抜けるん?みたいなプレーも多く見せてくれる選手ですね。
個人的な考えではロックとして選ぶならエツベス、ライアンが先発でリザーブにスナイマンを選ぶかもですが、ラグビー選手として最も価値が高いのはイトジェじゃないかな?とも考えますね。実際イトジェはラグビーパスではフランカー登録でスコアは上がりきっていませんでした。
ホワイトロック、レタリックの二人も能力や経験で言えば彼らより高い面もありますし、しっかり相手をグルーピングしたり困ったときにとりあえずボールを預ければしっかりコンタクトしてくれたりとロックに必要なものは全て揃ってる選手ですがとりプレーに幅がある選手達を優先的に選びました。
この選手達とチームへの貢献度ならA・W・ジョーンズ、スタッツで見るとアルゼンチンのグィド・ペティといった選手の名前があがってくるかと思います。彼ら二人もサイズはこの中ではありませんがラインアウト含めた全ての面で貢献できる選手です。
特にグィドはハグアレスの去就次第でどうなるかわかりませんが、北半球のチームとかで争奪戦が起こるかもしれません。まだ25歳とかなのでチームによってはバックローでプレーする可能性もある選手なので更なる成長を見せ、このリストのトップにくる可能性もある選手です。FWなのに南米独特のアタックセンスの様なものも感じる注目の選手です。

あまりに捕捉説明が長くなりすぎたのとTwitterのアンケート機能で皆さんの意見も聞いてみたいなと思ったのでここで一旦切り三部にわけたいと思います。あまりに長いのも大変でしょうし。とりあえず1から5番まではこんな感じで候補をあげてみました。

アンケートはこちら→https://twitter.com/gunjiexispart

ライオンズの事話したYouTubeはこちらから→https://youtu.be/4V1HR8CKToo

また気軽にLINEもください。→https://lin.ee/fX83e4v

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