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「似合う」より「あなたの好き」を優先していい

あけましておめでとうございます。newRニューアール代表の中川かおりです。

私たちはこれまでお客様の笑顔を見たい!という一心で「似合う」ことを研究してきました。そして、その「似合う」に悩まされている方に出会い、話を伺う機会も多くありました。

2022年、私たちは声を大にして言いたい!
「似合う」より「あなたの好き」を大切にします!

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〇〇診断に悩まされる人たちとの出会い

2020年、自社開発でnewRパーソナル分析を作り、お客様と対話してきた。一年経った今も、○○診断を受けた方のセカンドオピニオンが後を絶たないこの現象と理由を考えてみる。
みなさん診断当時のことを振り返られると「なんだか自分が大切にされていないように感じた」と口々に仰る。
時間とお金と労力を掛けて、ポジティブな気持ちで診断に向かわれたからこそ、そのギャップに落ち込まれるのだと思う。

○○診断に悩まされる三大原因

悩まれている方のお話しを伺うと、以下三つのどれかに該当する。

(1)理論上、当てはまらない人が存在する

例えば骨格診断理論の場合、「ストレート」「ウェーブ」「ナチュラル」三つの分類に当てはまらない人は確実に存在する。

(2)診断士のスキルにバラつきがある

どんなに素晴らしい理論だとしても、診断士のスキルにはバラつきがある。例えばパーソナルカラー診断理論の場合、サロンAでは「イエベ春」と言われたのに、サロンBでは「ブルベ冬」、ZOZOGLASSでは「ブルベ夏」…一体どれが本当なの?!という相談を受けることも多い。なぜこんなにも診断結果がバラけるのか?
それは診断士の知識・経験値がピンキリだからだ。わずか数時間の講座で診断士を名乗れるケースもあるのだから、誤診が起きるのも当然と言えば当然である。

(3)診断結果と「好き」が違う

○○診断を受ける目的は人それぞれ。SNSのプロフィールに「骨スト/イエベ秋/顔タイプエレガント(プロ診断済)」などと書ければ満足、という人もいれば、診断結果にもとづいてファッションを変えたい人もいる。
後者の場合問題になるのが、診断結果にもとづいて提案されたファッションが好きじゃないケース。
例えば顔タイプ診断理論の場合、「フレッシュ」に似合うと言われて買ったボーダーTシャツ、結局一度も袖を通してない。手持ちの服とも合わなかった。など服選びの体験談を聞くことも多い。

○○診断の結果に悩まされている方に言いたい。
今、世の中が○○診断で賑わっているように見えるかもしれない。しかしこれは、日本の、マーケティング界隈に限定された話に過ぎない。

大丈夫。
あなたの「好き」を信じていい。
好きなら別に診断結果と違ってもいいじゃないか。着ている本人がワクワクしたり、心穏やかならそれでいいじゃないか
なぜなら・・・

「似合う」と「好き」は近い

私たちの開発したnewRパーソナル分析でお話しを伺うと「服を買いたいが、何を買っていいかわからない」という方が多い。
服を買う、という行為を航海で例えるならば、地図を持たないまま大海原へ出てしまった。みたいな感じらしい。

しかし、分析フィードバックで対話する中で
「このの中でどれが好きですか?」
「このの中でどれが好きですか?」
「この質感の中でどれが好きですか?」
と三つの要素に分解して質問すると、質問への答えは、驚くほど本人に「似合う」ものと一致するのだ。

そう、「似合う」と「好き」はとても近いのである。
服を買う、先ほどの航海で例えると「似合う」地図はなくとも、「好き」という羅針盤は間違いなく存在する

あなたの「好き」が形成される背景

人は裸では生きられない。毎日服を着る。
例えば30歳になるまでに服を選ぶ回数は、自分で服を選び出す2歳から通算すると10,220回。
服だけじゃない、歯ブラシの色、靴、車も数多ある中から主体的に選び取っている。女性の場合は、生理用品やコスメなどさらに回数は多くなる。
1万回以上の「主体的に選び取る」という行為の中で、あなたの「好き」は長い時間をかけて徐々に形成されていくのである

あなたの「好き」を全力で応援したい

しかしながら、多くの人にとって自分の「好き」は曖昧であるため、好きな服に、好きな髪型に、好きなメイクに辿り着くことは難しい。
そして流行や慣習といったノイズが入ると、さらに難しくなってしまう。

newRパーソナル分析では分析フィードバックの対話を通して、あなたの「好き」と、あなたに「似合う」の両方を見つけられる。
仮に、あなたの「好き」と「似合う」が遠くても問題ない。あなたの「好き」に近づけるテクニックは無数にある。
私たちの役割は、あなたが「好き」なものを迷わず選択できるようにアシストすることである。

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意外かもしれませんが、あなたの「好き」を大切にすることは、ファッション産業の社会課題において一つのソリューションになり得るインパクトを持っているのです。
その話はまた近いうちにさせてください!

みなさま、2022年もどうぞよろしくお願いします。

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<あなたの「好き」を見つける、オンライン完結型サービス>



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