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【マジカパーティ】タカラトミーから出る新作カードゲームが突っ込みどころだらけ!?

はいどーも、NEW PANDEMICです!

タカラトミーから新作のカードゲームが公開されましたね。

今回はその新商品について、情報をまとめつつレビューしていきたいと思います!

その名もマジカパーティ

世界設定はDJと魔法がコンセプトなようで、なかなか異色な組み合わせ。

ジャンケンとカードゲームを混ぜ合わせたような、シンプルなルールです。

簡単に要約すると…

・お互いに一斉に出したメインとなるカードのパワーを比較した後、パワー上昇などのサポートのために別途アシスト用のカードを出し合ってジャンケンをする

・ジャンケンで勝ったプレイヤーは、メインのカードの効果を発動してパワーを上昇させる

・パワーの比較で負けたプレイヤーは負けてしまったキャラクターカードを負け点の置き場におき、すべてのキャラクターが倒されてしまったら負け。逆に相手のキャラクターをすべて倒した方が勝ち

といった具合になっています。

そこで、自分の胸に問いかけてみてください。

お互いにカードを出し合って、数字を比べたりジャンケンをするだけ?と侮ってはいませんか?

詳しい遊び方を見てみると、意外と戦略を組み立てられそうですよ!

例えば、カードを入れておく「デッキケース兼バインダー」には、倒れてしまったキャラクターをコストにして使えるブックスキルがあります。

このスキルを使うことで「あとパワーが1000足りない」といった状況で逆転できるなどの要素ですね。

この能力は1種類だけでなく複数あるパターンもあるようですので、コスト管理も大事な要素になってくるでしょう。

そしてこのゲーム最大の特徴…それは「カードに物理的なギミックがある」ということです。

削ると能力が発動する(その代わり使い切り)だったり、こすって熱で効果が発動する(熱が冷めればもとに戻る)といったものですね。

これはかなり斬新。

こういった能力も駆使することで、単なるジャンケンやパワー比べにはならない戦略性のあるゲームになっています

果たして、こんな特徴的なマジカパーティですが売れるコンテンツになるのでしょうか?


ここからは筆者の個人的な見解。

結論から言うと、メインとしているターゲット層には売れないと思います。

まず、このコンテンツは小学生をターゲットにしていることがうかがえます。

商品の対象年齢が6才以上となっていることからも、ターゲット層が一目でわかりますね。

既にアニメ化も決定しており、アニメからコンテンツに導線を確保しているのはキッズコンテンツの鉄板とも言えます。

ですが、単純にそういった層はカードゲームをやるよりも手軽にクオリティの高い遊びに慣れてしまっていることでしょう。

何しろフォートナイトが無料で遊べる世の中です。

フォトナ

子どもの娯楽にお金を払うのは、その家族など周りの大人。

そう考えると子どもが無料でフォートナイトを遊んでいるのにも関わらず、お金のかかるカードゲームにお金を払ってくれるでしょうか。

初期投資だけで済むニンテンドースイッチに人が流れてしまうのは当然です。

ただでさえ何度買っても「強いカードが出ない」とせがまれるようなカードゲームなのにも関わらず、そこに「スクラッチすることで消耗品になる」という要素を追加するとなると「じゃあ子どもに遊ばせないかな」という心理にはなりませんか?

自分が親で、経済的に制約があったらそうすると思います。

アニメでの商品展開にしても、アマゾンプライムやネットフリックスなどのサブスクリプションでいくらでも往年の名作アニメが見れる中でわざわざマジカパーティというコンテンツにたどり着いてくれるか怪しいです。

コンテンツのブランディングに関しても、初期のデュエルマスターズや遊戯王と比較してみると分かりやすいと思います。

・余計なコンポーネントがない

・大人の消費に耐えられるように作ってある

・シンプル

こういった要素をマジカパーティは持っているでしょうか?

ウズマジンや妖逆門(ばけぎゃもん)から反省して出直してください。

ウズマジン

ばけぎゃもん

と感じた次第です。

皆さんはどう感じましたか?

少しでも感じたこと、この記事にはなかった新しい視点がありましたら是非お聞かせくださいね!

今回の記事はここまで。

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ではまた次回の記事でお会いしましょう。またね~!




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