見出し画像

週刊ニュー農マル 第1号

こんにちは!
週刊ニュー農マルにお越しいただき、ありがとうございます!

週刊ニュー農マルでは、ニュー農マルの活動はもちろん、耳寄りな情報や、かなり私的な感想などを、つらつらとお届けしてまいります。

担当は、ニュー農マルの いながき です。

*ニュー農マルって、何しているの?という方は こちら へ!

【個性的な野菜たち】

さて、突然ですが!この写真、何を収穫しているでしょう?

画像1

大根にしか見えない、とお思いの方。奇遇ですね、私もそう思います。

念のため、こちらも見てみましょう。何に見えますか?

画像2

もしシュークリームに見えたら、眼鏡の度数があっていない可能性が極めて高いです。

バウムクーヘンに見えた方、私たちの視力はバッチリです。

では、気を取り直して、再チャレンジ。

画像3

どうでしょう?改めて、何に見えますか?
やはり大根に見えますか?

では、いよいよ答え合わせをします。
いいですか!?いきますよ!?

実は、この野菜…………!!





大根、なんです!





………皆さんの困惑が目に浮かぶようです。しかし、ここからが本番。お待たせしました。石の上にも三年、柿は八年。

流石に八年もお待たせするのは心が痛むので、早々とタネ明かしをば。

大根は大根でも、この大根、ちょっと「個性的な野菜」なのです。

画像4

何度見ても、いたって普通の大根ですよね。

見た目はもちろん、味も私たちが普段食べているものと変わりません。

でも、この大根は、スーパーで売られることはありません。なぜでしょう?

【続・個性的な野菜たち】

作物には「成長点」という大事な箇所があります。支点・力点・成長点。
この成長点に何らかのアクシデントが起こると、作物の生育は止まってしまいます。

画像5

▲玉ねぎの苗。成長点は、芽が二股に分かれているあたり。

あの大根は、「ダイコンシンクイムシ」という犯人が成長点に悪さをしたので、生育が止まってしまいました。なんとも憎いヤツです。あと、名が体を表しすぎです。

生育が止まる=サイズが規格に合わないので出荷ができない。つまり、売り物にならない。だから、あの大根もスーパーなどに並ぶことはありません。

ただ、サイズは合わないけれど、十分に美味しい。採れたてで、みずみずしい。

そういった「個性的な野菜」があることを、ニュー農マルの活動が教えてくれました。

画像6

▲このきゅうりも、出荷が出来なかったもの。

こういった「個性的な野菜」たちは、農家さんが食べる場合もありますが、そのまま畑に放置(破棄)されるものも少なくありません。

なんとも、もったいないな、と思います。

【農家さんのおすそ分け】

ニュー農マルのメンバーは、これらの「個性的な野菜」を、農家さんから、おすそ分けしていただくことがあります。

画像7

▲メンバーの せいじさん が作った、甘酢漬け。これ全部、おすそ分けしていただいた「個性的な野菜」たち。色がきれいで、美味しそう。

画像8

▲間引いたチビ人参も「個性的な野菜」のひとつ。小さいけれど、味は濃く、火を通すとサツマイモのような甘さ。メンバーの まこっちゃん の晩酌。

いつも、ありがとうございます!

この素敵なおすそ分け。「せっかくなら、みんなで食べたり、使ったりできるようにしていきたいね!」ということで、ニュー農マルでは、わいわいとアイデアを出し合っています。

で、この前つくったのが……こちら!

画像9

「農家のスムージー」

出荷できなかった万願寺とうがらしに、バナナとリンゴを入れた試作第1号を、メンバーの そがちゃん が作ってくれました。早速、試飲。


美味しい!!

万願寺とうがらしの苦みに、フルーツの甘味が混ざって……

混ざって …… とにかく、美味しい!!

語彙力は前世に忘れました。あと、完成品の写真も忘れました。そがちゃん、ごめんなさい。

他にも「捨てちゃう野菜の葉っぱとか茎で、草木染めができないかな」とか「きゅうりの辛子漬けを作りたい」など、アイデアはたくさん出ているので、楽しみながら、お届けしていきたいなーと思っております。

いいこと考えた!の時間、とても好きです。

【ちょっと、ひとコマ】

画像10

「紅はるか」というサツマイモを掘りました。収穫後、寝かせることで甘みが増します。焼き芋パーティー、計画中。ぐふふ。

ニュー農マルを、一緒に楽しみませんか?
農業に興味のある方、家庭菜園をやってみたい方、食べるのが大好きな方、土と触れ合いたい方、お子様も親御さんも。
皆さんと、楽しみながら一緒に「農」と触れ合える時間を、ニュー農マル一同、お待ちしております!!(活動の詳細を聞きたい、参加を検討したいという方は こちら まで!)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?