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「同担拒否の拒否」ってなに??

こんにちは!
初めてnoteを書かせていただきましたなつみです。
今回はいわゆる「ジャニオタ」界隈で気になる言葉を見つけたので共有してみたいと思います。(様々な認識があると思うので、あくまでいち意見として暖かい目で読んでもらえると嬉しいです。)

「同担拒否×」

この言葉の意味わかりますか??
比較的年齢層が低い子(中高生)のTwitterでよく見かける文言です。

「同担拒否」の意味はなんとなく分かると思います。

応援しているアイドルのことを「担当」と呼びます。
女性アイドル界隈の言葉にするなら、「推し」とほぼ同義と思っていいです。
自分の担当、つまり、自分が応援しているアイドルのことを「自担」と呼びます。

付随して
「他担」は自分の担当以外のアイドルを応援しているファンのことを指します。
一方、「同担」とは自分の担当と同じ子を応援しているファンのことです。
(”担当”が指す対象が統一されていないのはご愛嬌)

「同担×」

Twitterのプロフィール欄などに「同担×他担〇」と書いてあったら
「自分の担当と同じ子を応援している人とは仲良くできませんが、他の子のファンなら友達になれます」という意味です。

これが「同担拒否」です。

他のファンが自担にだいすき~などと言っているのを見るのがつらいということですね。
同担拒否については人によってさまざまな考え方がありますし、同担拒否と一口に言ってもさまざまなタイプがいます。
ネット上で交流する分には同担OKだけど、リアルの友達の中に同じアイドルを応援している友達がいたりすると少し嫌だなーと思ってしまう、という人もいます。

もっと過激な人になると、Twitterのタイムライン上に同担の情報が流れてくることすら嫌がる人もいます。
自分の友達が自分の同担と仲良くすることを嫌がる人もいます。
私の友達の中にはAくんのファンは私一人だけがいい!という状態のことですね。
(ここまでこだわっているのは年齢層がより低い子に多く見られるように思います)

とにかく、同担を嫌がることを同担拒否といいます。

では、「同担×」が同担拒否を表すなら、「同担拒否×」は何を指すのでしょうか?

「同担拒否×」

これは「同担拒否している人とは友達になれません」ということです。
同担拒否の拒否ということですね。

はじめてこの文言を見たとき、オタクの拒否もここまで来たのかとびっくりしました。

同担拒否をしている人は過激な人が多く、Twitter上でけんかをしたり、トラブルを起こしたりすることがあります。
そういう人とは最初から仲良くしたくないということです。

私の友達から少し怖い話を聞きました。
仲良くしていた同担の子に、Twitterの裏垢でずっと悪口を言われていたそうなんです。実はその子は同担拒否で、同担の悪口を言うためだけにわざと同担と仲良くしていたとか・・・
それ以来、この友達は同担とも同担拒否をしている子とも関わらないようにしているそうです。

「同担拒否の拒否」は、インターネットを通じて簡単に他人と繋がれるようになったからこそ、SNS上でのコミュニケーションにはよりいっそう気を使っている人が増えたことの表れではないでしょうか?
気の合わなさそうな人とは最初から仲良くしたくない、揉めるのを避けたい、などそういった理由で同担拒否の拒否をする人が多いようです。

Twitter上で気になる人を見つけて、この人のことフォローしたい!と思ってもこの人は同担拒否してないかな?とか同担拒否拒否してないかな?って気にしないといけない。

応援しているものについて、同じ趣味を持つ仲間と語り合いたい!!と思っても、何かと気を使わなければいけない、独自のコミュニティが存在しています。

価値観が合わなさそうな人はとにかく拒否!というのは、あまりにもさみしい考え方かなと思いますが、ネット上の交友関係くらいストレスフリーでいられるようにしたい!という気持ちもわかります。


オタクにはさまざまなタイプのオタクがいます。
だからこそおもしろいです。
これからも見識を深めていきたいと思います!

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