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ユーロビジョンと日本?

地理的にヨーロッパと縁の薄い日本がユーロビジョンに関わる機会は少ないのですが、それでも時々ユーロビジョンの中でJAPANを見出してしまうことがあって、そのたびに無邪気に喜んでしまう自分が居たりします。

そんなわけで、僕がユーロビジョンを見始めてから発見した、数少ないJAPANの要素をまとめてみました。

①日本人が出場?

正確に言うと日系アルメニア人が2015年大会に出場しています。
ディアスポラとして世界中に散らばったアルメニア人を集めて作ったバンドGenealogy
そのメンバーとして、日本人の母を持つStephanie Topalianが選ばれた…というのが出場の経緯です。
自分が知る限り、日本国籍を持つアーティストがユーロビジョンに出場したのは彼女だけだと思います。

②ヨーロッパの皆様こんばんわ!?

ユーロビジョンでは、自国の投票結果を伝えるSpokespersonも見どころの一つです。
2013年大会のスウェーデンのSpokespersonに選ばれたYohioは、開口一番
「ヨーロッパの皆様こんばんわ」
と、突然日本語で挨拶し周囲を唖然とさせました。(唖然としたのは僕だけか?)
…彼がビジュアル系アーティストとして日本で活動をしていることを知るのは、そのだいぶ後のことです。

③日本がゴール?

ユーロビジョン2015年大会のスローガンは「Building Bridges」だったのですが、その際に一般公募で集めた「VideoBridge」なるショートムービーが上映されました。
そのムービーは、異なる時間と場所で撮影された物事を、あたかも同じ空間で起きているかのように編集してつなげたもので、国と国を橋渡しするという、2015年大会のスローガンにピッタリの企画でした。
…が、このムービーを見た多くの視聴者は違和感を感じたはずです。
何故なら動画の橋渡しの行き着く先が日本だったからです。
流石にこればかりは首をかしげました。

今年は参加国以外からの投票も可能になるとのことで、個人的に非常に楽しみにしております。
残念ながら、今のところ投票可能な国のリストは公開されていません。
公式ページでは、投票のタイミングになると専用アプリに投票機能が追加されると説明されていますが…。

日本からの投票…是非とも実現してほしいものです。



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